「犬顔」と言われたんだけど「お前はお前だよ」と言われたこともある

犬顔の人

うちの奥さんに「犬顔だよね」と言われました。
なんでも、目が「黒目がち」なところが犬っぽいのだそうです。

人の顔が何かの動物の顔っぽくに見えるというのは、よくある話ではあります。

でも人間の顔が何かの動物っぽいというのは、よくよく考えてみると不思議な話ですし、もっと不思議なのは、同じ人間なのに、人それぞれ「動物の種類」が違うということです。

僕と同じように犬っぽい顔の人もいれば、

ゴリラ顔の人

「ゴリラ」っぽい顔の人や

猫顔の人

「猫」っぽい顔の人や

馬顔の人

「馬」っぽい顔の人などもいるはずです。

ちなみにうちの奥さんは猿っぽいです。
大人の猿というよりも子猿みたいな感じでかわいいです。
性格的には猫っぽいのですけどね〜
(絵を描いて奥さんに見せたら、「ブログに載せたら◯す」と言われたので似顔絵はなしです。)

人によって、それぞれいろんな種類の動物っぽさがあると思います。
それは顔の造形が似ていたりとか、性格が動物っぽかったりとか、理由はいろいろいろいろです。
これを読んでいる皆さんは何の動物っぽいと言われますか?

関係ないけど、僕は犬顔だけど猫派です。

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動物の顔に似ている人間の顔

実は、「犬顔」と言うのは学生時代にも言われたことがあります。
理由はやはり「黒目がち」だからだそうです。

子犬のような目

そういえば、以前とある欲しいものがあるときに「そんな子犬が甘えるような目で見ても無駄だよ!」と、うちの奥さんに言われたこともありました。
一応、かわいい子犬ということで喜んでも良いのでしょうか?
男として問題ないのでしょうか?

でも、人によっては僕のことを犬っぽいと思わないこともあります。
(後で書きますが)昔、別の事を言われたこともありました。

言いにくいこともあるよね

犬とか猫だったらまだ良いのですが、特に女性に対してだと動物に例えるというのは、言いにくいことも多いです。

豚顔の人

例えば「豚」のような顔とか

ネズミ顔の人

「ネズミ」のような顔などだったら言いにくいです。
と言うか、本当だったとしても失礼に当たるので言ってはいけません。

他にも「君って魚顔だね。水泳とかやってた?」とか「おや、君はカバのようにでかいあくびをするんだね。」とかそういうことを女の子に向かって発言したら、次の日から無視されるようになるので注意が必要です。

動物っぽい顔をしていることは悪いことではないですが、本人に言ってしまったらダメな場合が多い気がしますよね・・・
知らないふりをするのが、社会で上手に生きていくコツです。

お前はお前だよ

僕は動物の顔という意味では「犬顔」と言われることが人生の中で一番多かった気がします。
しかし、予備校生時代の友人(女)に、全く別のことを言われたことがありました。

鉛筆デッサン りんご

あれは僕が東京の美術予備校で浪人していた時代のことです。
あの頃は毎日のようにデッサンを練習したりして芸大を目指していました。

ある日のお昼休みのことです。
数人で集まって、いつものように雑談をしていました。
そうしたらいつのまにか話の流れで、「誰が何の動物の顔に見えるか?」と言う話になりました。
まあ、よくある定番の会話ですよ。
でも、けっこう人の顔って、それぞれの特徴があるので、必ず盛り上がるおもしろい会話の一つでもあります。
予備校生という立場でありながらも、昼休みをきっちりと休んで友達同士で楽しい会話をしていたというわけです。

友人たち

それぞれ、「お前はゴリラっぽいなあ〜」とか「あの先生はラクダっぽいよね」と会話が進んでいくのですよね。

で、やっぱりそう言う会話になったら、人が自分の事をどういう風に思っているのか気になるじゃないですか。
しかし、なかなか僕の事を言ってくれる人がいませんでした。

その場にいる数人と、その共通の知り合いなど、ひとしきり「何の動物っぽいか?」あらかた言い終わった頃に、しびれを切らした僕は聞いてみました。

僕って何の動物っぽい?

「僕って何の動物っぽい?」

友人たち

そうしたら、なぜかみんな動きが止まってしまったのですよね。
僕って確かに犬顔っぽいと言われることもあるけど、濃い顔なので、どんな動物があてはまるのか、ちょっと悩んでしまったのかもしれません。
もしかしたら、はっきりと本人には言いにくい感じの動物が、みんなの頭に思い浮かんでいたのかもしれません。
「僕って何の動物っぽい?」と聞いただけなのに、そんなに「ピタッ」と動きが止まると、なんだかドキドキしちゃいますよね。

ネズミ顔の人

で、しばらくの沈黙のあと、とある友人が口を開きました。

三木くんは三木くんぽいかな

「三木くんは三木くんぽいかな」

無言になった僕

・・・それってどういうこと?
他にない個性ということで喜んでいいのかな?

なんだか、この時に「お前はお前だよ」みたいなことを言われたのが、何故かずっと印象に残っているのです。
適当にはぐらかされたのか、「君こそオンリーワンだよ!」と言ってくれたのかこの時はわからなかったけれども、複雑な気持ちになりました。

ひょっとしたら、はっきりと言ってしまうと相手が傷ついてしまうような、ものすご〜く言いにくい動物だったので、そう言ってごまかされたのかもしれない・・・とその時は思いました。

人に「私って何の動物っぽい?」と尋ねられて、答えにくい時は「お前はお前だよ」と言っておけば、なんとかなるのかもしれません。

その後

後日、同じことをもう一度その友人に聞いてみたら

三木くんという動物

「三木くんは三木くんという動物かな」

と言われたので、先日の会話で気を使われていたということは全くありませんでした。
むしろ、彼女は「僕という新しい種類の生き物」だという事をはっきりと言いたかったようなのです。
僕は「人類ではない何か?」もしくは「他に例えようのない顔?」ということでしょうか・・・

深く考えると、意味不明ですが・・・そういうことです。

その言葉を聞いて、やはり複雑な気持ちになってしまいましたが、あまり深く考えてはいけない言葉だったのかもしれません。

30年以上生きてきて、何かの動物っぽいと言われたのは「犬っぽい」と「三木という動物」の2つだけです。
とりあえず、僕が人間ではないということだけははっきりしましたね!

実はその後、関係ない別の人(複数)にも同じような事を何回か言われました。

宇宙人のような顔
それで「僕って宇宙人か何かなのかも?」とか余計な妄想をしてばかりいて、3浪もしてしまった予備校生時代だったとさ。

おしまい。

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