歩行者だけど自転車に乗っているおばあさんをひいたことがある

自転車置場
先日、道路交通法が改正されて、自転車の走行に関するルールが変わってからというもの、自転車に乗っていません。
なんだか、ちょっとめんどくさいな〜と思うようになってきてしまったからです。

あれってどうなのでしょうね?

まあ、自転車に乗っている時にイヤホンだとかスマホを使っちゃいけないとか、そういうのは危険な行為ですし、歓迎すべきことだと思います。
でも、歩道は自転車で走っちゃいけないというルールなどは、場合によってはOKということにしてほしいのですけどねぇ・・・
いや、確かに場合によってはOKなのですが、いろいろと見ているとOKにして欲しい場所でOKじゃなかったりするのです。

路駐している自動車だとか、路側帯が異常に狭い道路も多いので、歩道を走らないと逆に危険な場合も多いと感じています。

確かに自転車と言うのは危険な凶器にもなりうる存在です。
でも、ルール自体がいろいろとややこしいのもあって、非常に息苦しくなってしまったようにも感じています。
もうちょっとなんとかならないのかなあ〜と思う今日このごろです。

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道路交通法改正によって、自転車の肩身が狭くなった気がする

あまり法律のことには詳しくないので、法律の細かい内容について、ここで詳しく書くのは控えておくことにします。(間違えた事を書くといけないので・・・)

ぶっちゃけ法律が変わったと言っても、今まであやふやだった禁止事項がはっきりとしただけのことかもしれません。
でも、なんとなく肩身が狭いような気持ちです。
自転車に乗って出かけるという行為が、それだけで犯罪的なのではないかと思ってしまうような気までしてきます。

自転車に乗っている人自身も、守ってくれるようなルールであったり、そのための道路整備をしてほしいですよね。

交通弱者が強者になることもある

木漏れ日の歩道
歩行者という存在はいわゆる「交通弱者」です。
ですが、歩行者が「強者」となることもあります。

というのは実は僕、学生時代に自転車に乗っているおばあさんをひいてしまったことがあるからなのです。
それはもちろん、僕が自動車に乗っている時というわけではなくて、歩行者の状態の時です。

正確に言うと、道路(歩道)に飛び出してしまったからいけなかったのですけどね。
自転車に乗っているおばあさんは、急に飛び出してきたことにびっくりして、僕にぶつかって転んでしまいました。

自転車に接触した歩行者の僕は無傷でした。
おばあさんも、無事ではありましたが体を打ってしまって「痛い〜!」と言っていました。

若い僕とおばあさんでは、強者と弱者が逆転してしまったということなのですよね。

自転車も守ってほしい

おばあさんは「なによ〜急に飛び出してきて〜」とたいそう怒ってらっしゃいました。
飛び出したのは事実だったので、僕が悪いです。(申し訳なかったです。)
それはもう必死で謝ったら、最後には許してもらうことが出来ました。

最後の方では「娘が相手をしてくれなくて寂しい」とか、「・・・今度電話していい?」とか、日常の愚痴を聞かされたり、後日電話の相手をしてくれと言われるくらいにまで打ち解けました。(後でケガが判明したら大変なので、電話番号を教えました。)

でも、後でよくよく考えたのですが、やはり歩行者が飛び出したからといっても、現在の法律では自転車が悪いということになってしまうのかなあ〜と思ったりしました。

もしもおばあさんがこの事故で重症を負ってしまったとしたらなんと言えば良いのでしょうか?
「自転車に乗っていたら歩行者にひかれました」とでも言えばよいのでしょうか?
強者と弱者が逆転している状態なので、ものすごい違和感ですよね。

法律には詳しくないのですが、法律的にはこれで歩行者が悪いということになるのでしょうか?

自転車の方が実際には弱者になる場合もあるかと思うのですがねぇ・・・

まとめ

歩道が自転車通行不可でかつ、車道が狭くて自動車がビュンビュン走っている場所もあります。
そんな車道の端っこを、よぼよぼのおばあさんが乗っている自転車は通らなくてはいけないのでしょうか?

自転車のルールというのは、もともと曖昧なところがたくさんありました。
今回の道路交通法改正によって、それがはっきりとして、自転車乗りにとっては厳しい状況になりました。

もちろん、今まで黙認されていたのが不思議だったような危険な行為が、罰せられる可能性が出てきたのは良いことだと思います。

しかし、明らかに無理があるような道路というのが、日本にはたくさんあるというのも事実です。
まあ、全部の道路に自転車専用レーンが完備されれば何も問題はなくなるのでしょうけど、それもまた短期間では難しい話ですよね・・・

なんというか、今回の自転車関係の法律改正のニュースを見てから、あらためて自分の住んでいる街の道路を眺めていると複雑な気分になりました。

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