風邪がなかなか治らないので、今日病院に行ってきました。
無事、お薬をもらって帰ってきたわけなのですが、ちょっと病院に行っただけなのにいろいろなことがあったような気がします。
病院はしっかりと信頼できる行きつけの場所を見つけておくべきだったと反省しました。
風邪が治らないので病院に行きました
風邪を引いた
今週の月曜日の夕方くらいから風邪を引いてしまいました。
熱は38.3度くらいだったので、かなりの高熱です。
先週の土曜日に東京に遊びに行って、人混みで風邪をもらってきてしまったのだと思います。
でも、次の日には熱が下がったので安心して普通に過ごしていたのですが、またぶり返してきて今朝、熱を計ったら37.2度でした。
症状としては特に喉がひどくて、ガラガラ声な状態でした。
普段僕は風邪くらいでは病院に行って診てもらわずに、自然に治るのを待つことが多いです。
しかし、今回は妙に長引いていることと、喉の調子が日に日に悪化している様子だったので、病院に行って診てもらうことにしました。
たぶん大丈夫だとは思っていたのですが、へんな病気だったらどうしよう…、という不安もありました。
どの病院に行くか
病院に行くことには決まったわけなのですが、どの病院に行くかというのも大事なことです。
やっぱり医者も人間ですからいろんな人がいるわけです。
もしかしたら自分とは絶望的に合わない人もいるかもしれません。
先生によっては診察も適当だったりして、重大な病気を見逃されてしまうかもしれません。
そこで、近所に住んでいるうちの両親がいつも行っているという、評判の良い病院を教えてもらいそこに行ってみることにしました。
その病院をここでは仮に「S医院」と呼ぶことにします。
S医院はうちの奥さんも行ったことがあって「感じが良かったよ〜」と言っていたので、きっとここなら安心だと思いました。
S医院へ
早速、インターネットでS医院の場所を調べて、カーナビに住所を入力してS医院が始まる頃に到着できるように出発しました。
熱があってボーっとしていたので、車の運転は安全運転です。
ちょうど通勤の時間で道が混んでいたので、到着までに35分ほどかかってしまいましたが、なんとか無事に到着することが出来ました。
ちょっと遠かったけど、きっと良い病院なんだろうなあと期待しながら、入り口で靴を脱いでスリッパを履いて、受付に向かいました。
受付を済ませてから待合室のソファーに座って周りを眺めてみました。
他に待っている患者さんは自分を含めて2人だけで、妙に空いていました。
人気の病院と聞いていたので、たまたま運が良かったのでしょうか。
予約なしでしたが、これならすぐに順番が回ってきそうです。
でもね、なんか聞いていた感じと違ってこの時点でなんか微妙な感じでした。
まず、普通は初診の場合はいろいろ問診票に記入するのが普通ですが、それがありませんでした。
アレルギーの有無や病歴や今飲んでいる薬とか、たぶん大事な情報だと思うのだけど、知らせなくて大丈夫なの?と素人ながらに心配になりました。
受付で簡単に症状を伝えるときも途中で話を遮られて「じゃ、お待ちくださいね」と強制終了させられてしまったかんじで、感じは良くありませんでした。
でもまあ、S医院だから大丈夫!と謎の自信をもって呼ばれるのを待ちました。
診察室で起こった事件
待っている患者さんが少なかったおかげで、わりとすぐに自分の名前が呼ばれました。
診てくれる先生は50台後半から60台くらいの年齢でしょうか、第一印象は優しそうな先生であるように思いました。
しかし、この診察中に事件が起こったのです。
診察の内容は通常通りの風邪の時の診察でした。
症状を説明して、喉の奥を診てもらい、次に呼吸音を調べるために聴診器を胸に当てていた時のことでした。
先生がぼそっとこんなことをつぶやいたのです。
「変だなあ…」
僕はドキッとしました。
なんかいつもの風邪と違うなあと思ったら、やっぱり変だったの?やばい病気だったの?と急に心配し始めました。
こういう時は異様に時がゆっくりに感じるものです。
ゆっくり流れる時間の中で、必死に呼吸音に異常が見られる病気ってなんだっけ?肺炎?結核?ヤバイじゃん!と必死に思考を巡らせました。
この間、約2秒くらいです。
そこで、僕は意を決して「変…ですか?(震え声)」と聞いてみました。
すると「いやいや違うんだけどね」とあっさり言われました。
まあ、結局は先生のひとりごとで、他の患者さんの話だったみたいです。
もう本当にそういうことつぶやくのやめてよ!びっくりするでしょ!僕の診察なんだから僕のことだけ診て!と思いました。
というわけで診断結果は喉に細菌性の炎症があるかもね、ということで抗生剤などを処方してもらうことになりました。
まあ、言ってしまえばただの風邪でした。
薬をもらって帰宅
いろいろ(僕の心の中では)ありましたが、薬をもらって会計を済まして無事帰宅しました。
でも、実はまだこの話には続きがあります。
うちの奥さんにS医院に行ってきたという話をしていたときに発覚したのですが、実は僕が行ったS医院はうちの両親や奥さんが行っているS医院ではなかったみたいです。
どうやら同じ名前のS医院という病院が僕の住んでいる地域には2つあって、インターネットで検索して一番上に出てきたS医院があのS医院だと思って行ってしまいました。
しかし、どうやら本当のS医院は車で10分もかからない近所にある病院でした。
熱でボーっとしていたとはいえ、不覚でした。
どうりで空いていたわけです。
ちなみにうちの両親が通っているS医院はいつも混んでいて人気の病院なんだそうです。
行きたいと思っていた病院を間違ってしまったショックでまた熱が出そうでしたが、薬が効いたのか今ではかなり良くなりました。
まとめ
ちょっと話が違うかも知れないですが、手術中に執刀している医者が「あっやべっ」とつぶやくのを麻酔で朦朧とした意識の中で聞いたというネタ話があります。
今回は先生の独り言だったわけですが、自分の体に関することを医者に「変だなあ…」と言われたらドキドキしますよね。
本気で焦りました。
医療関係のそういう精神的な揺さぶりはシャレにならないです。
豆腐メンタルなんだから勘弁して下さい!と思いました。
今日学んだのは、自分に合っている行きつけの病院を見つけておくといざというときに安心だということです。
病院はたくさんありますが、やはり安心して診てもらえるところがいいですよね。
僕は滅多なことでは病院に行かないので、今回のように行く病院を間違えたり、先生の独り言にドキッとしてしまったわけです。
次は多少混んでいるとしても、うちの両親が通っている方のS医院に今度こそは行ってみたいと思います。