愛用のデジカメ「リコー GR」は料理の写真を撮ることにも向いているカメラです。
その理由を簡単に言うと、GRは一眼レフに匹敵する画質と身軽さを兼ね備えているからです。
料理を撮るときは様々な要因が重なって写真を撮ることだけに集中できないことも多いです。
そんな時GRのコンパクトさは重宝します。
「リコー GR」で料理の写真を撮る
料理の写真を撮るという習慣
ブログを毎日のように書いていると、常にカメラを持ち歩いてネタになるものを探して、気になるところがあるとすぐに写真におさめなくてはなりません。
それは食事の時も同じです。
いい感じの料理に出会ったならば、とりあえず「パシャッ」とカメラを取り出して写真を撮ります。
これは、もうブロガーの習性のようなものですよね。
そんな時にもはやこれがないと生きていけない!とすら感じ始めている「リコー GR」というカメラは重宝しています。
料理の写真をおいしそうに撮るのは難しい
料理の写真をおいしそうに撮影するのはすごく難しいです。
前に使っていた「PowerShot S100」というコンパクトデジカメで料理を撮影していた時は、料理の写真には苦労していました。
すごく綺麗に撮ることができる良いカメラだったのですが、料理の写真だけは非常に難しかったのです。
それで、かなり大胆に画像補正してそれっぽい写真を作ってブログに載せていた時期もありました。
しかし、GRを使い始めてから、ほとんど修正する必要が感じられない写真を撮ることができるようになりました。
この料理は先日お昼ごはんに作った「フジッリ」というパスタを使ったペペロンチーノです。
なかなかいいかんじに撮れているでしょう?
GRはズームをすることが出来ない単焦点レンズというレンズが付いています。
このレンズが付いているおかげで、ズームが出来ない代わりに、高画質で美しいボケ味を作り出すことができるのです。
このボケ味は箸やフォークで料理を持ち上げて撮るときにも大活躍します。
ピントが合っている部分以外の「ボケ」をかなり強く表現することができるので、持ち上げられた部分が強調されて見えてくるはずです。
これは、単焦点レンズとAPS-Cサイズの大型のセンサーを搭載しているGRだからこそできる表現です。
この写真のスープも上の写真のペペロンチーノと一緒に食べたお昼ごはんです。
実は片手で料理を持ち上げながら撮る「箸上げ写真」というものは、非常に撮るのが難しいです。
右手で箸などを使って持ち上げつつ左手でシャッターボタンを押すのは、かなりアクロバティックな体勢で無理をしながら撮影しなくてはなりません。
神経を集中させて全力で手ブレと闘いながら写真を撮るのです。
そんな余裕がない中で「構図もいい感じに合わせたい!」とか考え始めると、かなり大変です。
しかし、GRくらいのサイズ感のデジカメなら、液晶画面を見ながら何とかいい感じに写真におさめることも可能です。
池袋 無敵家「本丸麺」
大型のカメラで「箸上げ写真」を撮る技術は僕にはありません。
GRくらいのコンパクトなデジカメだからこそできる、写真の撮り方なのかもしれませんね。
サッと出してパシャッと撮る
上の3つの画像は先日、近所のモスバーガーに行った時の写真です。
飲食店で写真を撮るという行為は、ブログを書き始める前は一切したことがありませんでしたが、最近はなるべく写真を撮って記録を残すように努めています。
しかし、そこで問題になるのが「他人の目」です。
実際にやってみると分かるのですが、飲食店でカメラを出して料理の写真を撮るのは他人の視線が気になるものです。
僕自身もブログを更新し始める以前は、そういうことをしている人を見るとあまりよい気分がしなかったので、余計に人の視線が痛いと思ってしまいます。
そんなことは微塵も気にしないような鋼の心を持っている人ならともかく、僕のような小心者は写真を撮るときは、サッとカメラを取り出してパシャッと写真を撮って、とにかく素早くミッションをコンプリートしたいと思うのです。
そんな時にもGRは強い味方になってくれます。
GRは普通のコンパクトデジカメと同じか一回り大きいくらいのサイズなので、飲食店で取り出してもあまり目立ちません。
一眼レフなどの大型なカメラは飲食店で写真を撮るには目立ち過ぎます。
写真を撮るときに「ガシャコン!」という大きな音がしてしまうのもできれば避けたいです。
GRの気軽さは本当に重宝しています。
繊細な表現力
吉田のうどん 肉つけうどん
GRはかなり繊細な表現が可能なカメラです。
単焦点レンズならではの、簡単に出すことができる美しいボケ味だけに話の焦点が行きがちですが、被写体のかなり細かい表情まで捉えることができるカメラです。
甲府にある、うどん屋さんで撮ったつけうどんの写真です。
安くておいしいうどんを食べることができるお店なので、ちょくちょく夕飯を食べに訪れます。
見て欲しいのがこの写真です。
つけうどんの「つけ汁」を撮影しました。
どんぶりに入っている液体だけを撮った、という写真ですが、かなりおいしそうに撮れていると思います。
肉から出た油が濃厚なスープに浮いているところまで細かく描写されていて、立体感の無いスープ状のものを写真に撮っただけなのに絵になります。
この写真を見ると、ものすごく細かいところまでしっかり描写してくれる解像度を持っているカメラであることがわかりますよね。
GRのこのような緻密さも美味しい料理の写真を撮るためには必要な要素なのです。
まとめ
「リコー GR」は先月の初旬に買ってからというもの一ヶ月、常に持ち歩いて気になるところを見つけると必ず写真を撮るようにしています。
ブロガーとして活動するための写真を撮るために、必要な要素が詰まったカメラです。
特に料理の写真をいい感じに撮ることができるようになったのは非常に嬉しかった点です。
美味しそうな料理の写真がブログに載っているだけでも、ブログのレベルが一つ上がったような気持ちになるから不思議です。
毎日いじっているおかげで、GRの扱いにもかなり慣れてきました。
これからもGRを使っておいしい料理の写真の他、いろいろなものの写真を撮り続けていきたいものですね。