先日、うちの奥さんの従姉妹(ドイツ人と日本人のハーフ)が山梨県にある我が家に泊まりに来ました。
彼女は日本人の血が半分流れているのですが、生まれてからドイツでほとんどの時間を過ごしてきたために、日本には日本語の学習と観光で来たのだそうです。
で、ひとしきり山梨の観光を終えた彼女の次の目的地は長野県「松本」だということで、車で送るついでに何箇所か一緒に観光をしてきました。
有名な松本城にも行ってみたのですが、お盆のシーズンということもあり、内部の見学をするための入り口には長蛇の列ができていました。
松本城は本来であれば内部や、天守閣に登ったりすることもできるのですが、「40分待ち」と書いてある看板を見て諦めるしかありませんでした。
残念ですがスケジュールの関係もあって、無理だったのです。
松本城は多少こじんまりとしている印象でしたが、なかなかカッコ良い形のお城ではあると感じました。
内部に入ることは出来ませんでしたが、間近にまで行くことが出来てよかったと思います。
初めて松本城に行ったけれど中には入らないで、周りだけ観てきたというお話
国宝
僕、今回全然下調べをしないで松本城まで行ってしまったのですが、松本城は国宝に指定されているそうです。
松本市公式観光情報ポータルサイト「新松本物語」というサイトには以下のように書かれています。
文禄(1593~1594)年間に建てられた五重六階の天守としては日本最古です。幾たびかの存続の危機を、市民の情熱により乗り越え、四百余年の風雪に耐え、戦国時代そのままの天守が保存されています。
引用した文章を読むと、非常に歴史のある建物ということが分かります。
道理で、趣のあるお城だと思いました。
この味のある雰囲気は新しい建物ではなかなか出せませんからね。
40分待ち
さて、本来であれば松本城の中に入っていろいろ見物したいところだったのですが、お盆シーズンということもあって非常に混んでいました。
入り口のところにものすごい行列ができていて、チケット売り場にあった看板には「40分待ち」の文字がありました。
さらに松本城の内部をしっかりと見学すると「60分」くらいの時間がかかるので、これからだと見終わるのにかなりの時間がかかってしまうということになります。
この日は、時間的に次に行かなくてはならなかったので、断念することになってしまいましたが、次にここに来た時は是非内部も見学したいですね。
天守閣の上とかに行って景色を眺めたいです。
一応松本城の間近にまでは行くことが出来ました。
遠くから見るとこじんまりしている雰囲気もあったのですが、すぐ近くで見るとなかなかの迫力でしたね。
今回はこれで満足したということにしたいと思います。
白鳥がいた
そのまま帰るのはちょっともったいなかったので付近を少しばかり散歩したりしました。
お城の周りは池のようになっています。
歩いていると2羽の白鳥が水の上を泳いでいました。
ちょうど近くまで来たので写真を撮りました。
予想以上の待ち時間に、ちょっと凹んでいたのですが彼らのおかげで和みました。
空が綺麗だった
関係無いですが、この日は空が非常に綺麗で、松本城と合わさるとすごく良い雰囲気に感じました。
長野は僕が住んでいる山梨よりも空が広くて気持ちが良いですね。
山梨県も空の綺麗さでは長野には負けないとは思うのですが、四方を山で囲まれているのでどうしても狭く感じてしまうのですよね。
その点長野県は土地が広いので、空も広々と感じることができるのが良いです。
お城の雰囲気と長野の空の綺麗さを味わうことが出来ただけでもよしとするべきなのでしょうね。
まとめ
今回は初めての松本城の訪問でしたが、あまりに長そうな待ち時間にビビって諦めてしまいました。
外観を眺めるだけでもかなり面白くて、満足ではありました。
でも、せっかくだから天守閣にまで登ってみたかったですね。
松本城は古い歴史のある建物だけあって、外観を見ただけでも雰囲気の良い建築であると感じただけに内部の見学が出来なかったのは正直残念でしたね。
次にここに来るときは、あまり並ばなくて済む時期や時間帯を狙って訪れたいものです。