千とせ 本店:肉吸いと卵かけご飯(小玉)の組み合わせが素晴らしい!

千とせ 肉吸い

先日、大阪へ行った際に、大阪名物である「肉吸い」の元祖というお店へ行ってきました。

大阪の看板はなぜ立体なのか?関東との感覚の違いを感じた

実は僕は肉吸いという食べ物を今回の大阪観光に行くまでは全く知りませんでした。
旅行に行く直前に、大阪のことを調べているうちに肉吸いというものを発見して、見ていたら食べたくなってしまいました。
そこで、ちょうど大阪の街を散策している時に、近くを通りかかったので肉吸い発祥の店である「千とせ」に立ち寄ってみることにしたのでした。

肉吸い発祥の店:千とせ

肉吸いとは

肉吸いとは、肉うどんからうどんを抜いた食べ物です。
吉本の芸人さんが二日酔いの時に「肉うどんうどん抜き」というギャグのような注文をしたのが始まりなのだそうです。

なんとも大阪らしいと言うかなんというかというエピソードですよね。
吉野家で「牛丼ご飯抜きで!」という注文をするのと同じことなのでかなり思い切った注文です。

でも、本当にすごいのはそのめちゃくちゃな注文が定着して、大阪名物の一つになってしまったというのだから驚きです。

千とせ本店

千とせ 肉吸い
今回、人生で初めての肉吸いをいただきに訪れたのは「千とせ 本店」です。
千とせは肉吸いの元祖とされているお店なのだそうです。
このお店で伝説の「肉うどんうどん抜き」というオーダーがされたということですね。

このお店に到着したのはちょうど12時くらいだったのですが、すでに6〜7人くらいの人がお店の前で並んでいました。
千とせ 肉吸い
営業時間は午前10時半から午後2時半までと、すごく短いです。
しかも、売り切れの場合も営業終了なので今回、千とせの肉吸いにありつけたのは運が良かったのかもしれません。

外にメニューが貼ってあるのを眺めながら順番が来るのを待ちました。
このメニューに書いてあるのはプレーンな肉吸いと、豆腐入りの肉吸いと、肉うどん、それに小玉(しょうたま)、大玉(だいたま)です。

「小玉」「大玉」とは、卵かけご飯のことです。
2つの違いはご飯の量で、大玉はご飯大盛りなのだそうです。

店内には、他にもいくつかのメニューが貼ってあった気がしますが、ちょっと忘れてしまいました。
次に来たらしっかりチェックしておこう。
千とせ 肉吸い
千とせは他にも「千とせべっかん」というお店があって、そちらは夜の8時まで営業しているので、夕ご飯に肉吸いを食べに行くことも出来そうです。
また、本店と違って席が空いている事が多いそうなので、確実に肉吸いを食べたいのならば「べっかん」に行くのが正解だと思います。

千とせべっかんは本店の近くにあるので、ついでにお店の前まで行ってみたのですが、本店と違って非常に新しい建物で、本店の方が風格があるような印象でした。

せっかく大阪まで来たのならば、肉吸いの歴史というか雰囲気というかを味わえるかもしれないので、可能であれば本店の方が良いのかもしれませんね。

肉吸いと小玉

並んでいると、かなり回転率は良いようで、すぐに席に案内されました。
お店は狭いので、当然のように相席でした。

こういう問答無用な感じ、けっこう好きですよ。
相席というのも、なんだかお店の雰囲気と合っていて、知らない人が目の前にいても全然嫌じゃないです。

注文したのは肉吸いと小玉です。

机の上には卵かけごはん用の醤油が置かれています。
千とせ 肉吸い
「特選ギャグ しょうゆうこと」と書かれているのが個人的にツボでした。
今ではその辺のおっさんも言わないような、懐かしいギャグですよね。

もう一つ「千とせ 卵かけご飯用」と書かれた醤油もあったのですが、小玉を食べるときは「しょうゆうこと」のほうの醤油をかけて食べることにします。

席に座ると5分も経たないくらいの時間で肉吸いが運ばれてきました。
千とせ 肉吸い
見るからに、すごくおいしそうです。

早速、まずは肉吸いを食べてみます。
千とせ 肉吸い
肉吸いは肉うどんのうどん抜きということなので、うどんの汁がベースになっていると思われるのですが、関東の黒っぽい色のスープとは違って透明に近い色をしています。
スープの味はだしの味がきいていておいしいです。
やっぱりうどんは関西のうどんの方が分があるのかもしれません。

肉吸いに使われている肉は牛肉です。
こちらでは「肉」といえば牛肉のことを指すそうです。
なるほど、牛肉はだしの効いた汁の味に良く合っているように思います。
千とせ 肉吸い
牛肉なので、これだけ肉だけの汁ものでも、全くと言って良いほど臭みは感じられませんでした。
おいしいです。

青ネギがいい感じのアクセントになっています。

肉吸いの中には半熟卵が入っています。
いわゆるポーチドエッグみたいな感じです。
この半熟玉子も途中でスープに混ぜ込んで食べると、旨味が倍増したような味になって、飽きずに食べることができる工夫なのだと思われます。

小玉も一緒に注文したので、この食事だけで2つの卵を食べてしまうことになりますね。
千とせ 肉吸い
小玉には「しょうゆうこと」醤油をたっぷりかけていただきました。

僕、実は個人的に、この「小玉」のように生卵をかき混せずにご飯に直接落とすタイプの卵かけごはんはちょっと無理かもと思っていたのですが、食わず嫌いだった事がわかりました。
むしろ、卵の黄身の風味がダイレクトに味わえるので、卵かけご飯の魅力を最も味わう事ができる食べ方であると言えるかもしれません。

それと、一緒にお店に入ったうちの奥さんが言っていたのですが、ご飯粒がすごく美味しかったです。
飲食店でご飯がおいしいお店は人気が出るということを聞いたことがありますが、本当にそのとおりだよねと思いました。

千とせ 肉吸い
卵かけごはんと肉吸いは相性抜群で、この2つを交互に食べていると、あっという間に食べ終わってしまいました。

普段、健康のためにうどんとかラーメンなどの汁は飲まないようにしているのですが、肉吸いはどこまでスープを飲むべきかわからず、結局全部飲み干してしまいました。

美味しかったです。
ごちそうさまでした。

まとめ

今回は、千とせ本店で初めての肉吸いを食べてみたのですが、本当においしくて感動しました。
遠くから来た甲斐がありましたね。

肉吸いとは、言ってしまえば(関西風の)うどんのだし汁に肉が入った食べ物です。

肉吸いは炭水化物であるうどんが入っていない分を、卵かけごはんがカバーしているような印象で、肉吸いと小玉or大玉の組み合わせは王道なのだなと思いました。
実際に食べてみると卵かけごはんと肉吸いは素晴らしい組み合わせの食べ物だと思いました。

肉うどんからうどんを抜いちゃおうという発想といい、いろんな偶然から生まれた奇跡のような料理です。

今まで、肉吸いと言うものの存在は知らなかったですが、良い食べ物を知ることができたと思います。

ぜひとも次に大阪に来た時も、千とせに肉吸いを食べに行きたいと思いました。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です