実は先日、「NHK」の集金の人がやって来ました。
受信料の契約を迫りに来たのです!
まあこれは、引越し後の風物詩の1つではあるかと思うのですが、「ピンポーン」とチャイムが鳴った時にいや〜な予感はしたのですよね。
はい、もちろん追い返しましたよ。
「NHKの方から来た者です。契約をs・・・・」
「あっ、うちテレビないんすよ!」
こんな感じで、テレビが無いということを丁重にお伝えすると、あっさりと引き下がってくれました。
・・・実はうちにはテレビがあって、それで嘘を言った!ということではないですよ。
本当にうちにはテレビが無いのです。
でもね、ちょっとおかしいなあと思ったのが、僕が「テレビが無い」と発言した、というたった一言で帰っていってしまったということなのです。
そんなのただの自己申告だと思うのですよねぇ・・・
もしも実はテレビを隠し持っていてかつ、僕に悪意があって嘘を言っていたとしたら、どうしたのでしょうね?
きっと、嘘を言ったとしても帰ってくれたのでしょうね。
こんなに簡単に受信料をちょろまかす事ができるのならば、誰だってそうしますよ!
このような曖昧な感じだから余計に皆が受信料を払ってくれなくなっちゃうのではないでしょうかね?
NHKの受信料のシステムは、簡単に受信料の支払いをごまかすことができちゃう事が問題だ
結局のところ、人間って自分と他人を比べてしまう生き物なのですよね。
だから、他の人が払っていないというものを、あえて自分だけ払おうと思う人は、非常に奇特な人間であると言わざるを得ません。
最近は、インターネットの普及によって、「テレビを所有していない人」というのも増えてきています。
したがって、「持ってない」と言われちゃうと、本当に持っていないという可能性は否定できないということになってしまうのです。
一昔前はテレビを持っていない人なんて、ほんの一握りしか存在していませんでした。
テレビを一台も持っていないなんて人は相当な変わり者だったのです。
だから、NHKの人に「テレビを持っていない」となんて言っちゃうと、「ホントに?」と疑われてしまうことにもなるし、住人側も嘘をついて「テレビを持っていない」とは言い難かったのではないでしょうか。
だから、昔はほぼ全ての家から集金をすることができていたのに、今ではそれが通用しなくなってしまったということなのですよね。
つまり、NHKの問題というのは、昔からやり方が全く変わっていない「集金のシステム」だとか、テレビの有無で契約の義務があるかどうかということを判別するという「曖昧さ」だったりするのです。
簡単に引き下がるのはどうかと思う
先日の、NHKの集金の人があっさりと引き下がった、というのも僕にとっては意外でした。
もちろん、住人である僕にとってはラッキーでしたよ。
本当にテレビが無いのに「ちょっと〜ホントは持ってるんじゃないの〜?」と疑われたりしたら、時間と精神力がもったいないですからね。
でも、NHKという会社の集金としては、「それで大丈夫?」と心配になってしまいましたよ。
だって、そんなんじゃ、やっていけないじゃないですか!
テレビの所有
そもそも、おかしいのがテレビを所有しているかどうかと言う判別が、「住人の自己申告」だけということです。
これが、非常に物事を曖昧にしているのです。
嘘をついたら簡単にごまかせちゃうという適当さが、不公平感を作り出しているのです。
例えば、家電量販店と協力して、テレビを購入時に登録制にするとかすれば良いのですよ。
そんで、日本国民の各世帯のテレビの所有と未所有のデータベースを作ってしまえば良いのです。
それか、現在はデジタル放送なのだから、契約していないと番組を受信できないようにするとか・・・考えれば、いろいろ方法があると思うのですよね。
もうね、NHKの集金というのは、昔からやり方が変わらなすぎて意味がわかりません。
現代人の生活や利用する機器なども変化しているのですから、さっさと現代に合っている方法で集金をするようなシステムに変革をすればいいのです。
どんどん世代が変わっていく利用者に合わせずに、ずうーっとやり方を変えないというのはものすごく滑稽です。
おかしいことばかりが続くと、やはり「もうどうでもいいや」という気持ちになって、支払おうなんて気持ちはどこかに飛んでいっちゃうのですよね。
人間ってそう言うものだと思うのです。
インターネットユーザーからの集金
最近、ちょいちょいニュースなどで目にするのが「国内の全インターネットユーザーから集金できることにする」という話です。
まだ実現してない話ではあるのですが、NHKは本気でやろうとしているようなのですよね。
でもね、これも、へんな話なのです。
ネット上の反応を見ている限りでは、皆さんブーブー言っているようなのですよね。
集金方法
まずどうやって集金するのかと言う話です。
従来通りに、NHKの集金業務のおっさんが一軒一軒訪問してきて、契約してくれってお願いしてきたりしたら本気で怒りますよ!
もうね、効率が悪すぎて払う気がなくなりそうです。
そんな、集金方法だったりしたら、そのおっさんたちの人件費を払っているような気になってしまいます。
国外のユーザー
また、国内の全部のインターネットユーザーからというのもおかしな話なのですよね。
そんなら、ちゃんと国外から見れないようにしてよって話なのです。
けれども、少しインターネットに詳しい人ならば、自分の国を偽装することも難しくないはずなのですよね。
串を通せばいいんじゃないですか?
そういう、ちょっとやり方が分かれば国外からも視聴できるようならば、NHKにはお金を払いたくないです。
登録制にすればいいんじゃない?
まあ、今風に考えるならばNHKを試聴するためのサイトを「登録制」にすれば良いのだと思うのですよね。
登録したユーザーから月額課金をして、そのユーザーしか見ることが出来ないようにしてしまうのです。
そうすれば、人件費もかからないし、インターネット接続の有無をごまかすこともできないはずです。
で、大地震だとか戦争だとかの国家規模の緊急時の時はお金を払っていないユーザーも視聴できるようにすれば、いいのではないでしょうか。
そうすればNHKの本来の存在意義も果たすことが出来ますよ。
それに月額制で、国外のユーザーも喜ぶようなコンテンツを配信するようにしていけば、外国からもお金を集金できるかもしれませんよ。
良いことばっかりですね!
そう言う、料金をちょろまかす事が出来ないような、ちゃんとしたシステムでやってくれるのならば、僕も喜んでお金を払いたいと思います。
まとめ
もう、6年以上テレビの無い生活を続けているので、NHKは病院の待合室くらいでしか見ることはありません。
でも、噂だとけっこうおもしろい番組もやっているみたいなのですよね。NHKって。
なので、インターネット上でお金さえ払えば誰でも試聴することができるようになるのならば、それは歓迎すべき事だと思います。
ちゃんとしたシステムでインターネット放送をしてくれるのならば、僕も喜んで料金を支払いたいと思います。
まあ、インターネット云々の話は、まだ当分先のことでしょうけどね。
そもそもNHKに「お金を支払いたくない」とか「払わないのが当たり前」なんていう風潮を作ってしまったのは、当のNHKの責任だと思うのですよね。
なぜなら、全ての人にとって平等なシステムではないからです。
そうなると、人間って不満を募らせてしまうものなのですよねぇ・・・
そんなわけなので、テレビを持っていないという事を自己申告するだけで帰ってしまうNHKさんには重大な責任があるのです。
その家の住人がテレビを持っているかどうか・・・本当かどうかもわからない住人の言葉ではなく、「テレビ持っているんでしょ!こっちにはわかっているんだから!!」という感じで集金できるようなシステムづくりをしてほしいものです。
ていうか、テレビを持っていない人の家には来ないで済むようにしてください。