昨日、地元である山梨県の有名な観光スポットである身延山久遠寺に行ってきました。
桜の季節は終わりかけですが、まだまだ綺麗に咲いている木もありました。
身延山久遠寺
駐車場から山門までの道の桜の木はほぼ満開でした。
休日なので駐車場はほとんど満車の状態でしたが、朝早くに訪れたおかげで余裕で駐車することが出来ました。
お昼すぎには駐車場の順番待ちの車が並んでいたので、早起きして早めに来れてよかったです。
日蓮宗の総本山
身延山久遠寺は日蓮宗の総本山として、長い間信仰の対象になっている場所です。
身延山久遠寺の入り口の門です。
久しぶりに久遠寺に訪れたのわけなのですが、いつ見てもすごく立派で迫力がありました。
門をくぐると大きな木が立ち並ぶ石畳の敷き詰められた真っ直ぐな道に出ます。
奥の方に階段が見えます。
長い階段
この階段は、287段もの段数のものすごく長い階段です。
身延山久遠寺の名物の一つでもあります。
参拝するためにはこの階段を登らなくてはならない！わけではなくて体力に自信のない人は、なだらかな「女坂」や「男坂」と呼ばれる脇道を登ることも出来ます。
体力に自身があるわけではないですが、かなり年配の方も一生懸命登っているのが見えたので、負けるわけにはいかない！と、この長い長い階段を登りました。
一段一段が大きくて、太ももの筋肉にボディブローを浴びせられたかのようにダメージが蓄積していくのがわかりました。
ひぃひぃ言いながら必死で頂上まで登りました。
汗だくになりながら登り切ると見知らぬおじいさんとおばあさんに「すごいねぇ〜たいへんだったねぇ」とねぎらいの言葉をいただきました。
このお二人も、このきつい階段を登ったのでしょうか。
すごいです。
久遠寺境内
階段を登り切ると最初に眼に入るのは立派な五重塔です。
明治時代に焼失したものを2009年に再建したものだそうです。
久遠寺の本堂です。
これだけ苦労して、参拝すると感動も倍増したような気がしました。
久遠寺は立派なしだれ桜でも有名ですが、一足遅かったようで残念ながらほとんど散っていました。
建物の柱などに彫ってある木彫も完成度が高く立派でした。
本堂の裏にある斜行エレベーターです。
久遠寺の有料駐車場から長い階段や坂を登らずに、このエレベーターに乗って参拝することも出来ます。
体力のないお年寄りも安心して参拝することができますね。
身延山ロープウェイ
久遠寺の境内の端っこにある身延山ロープウェイの駅から一気に身延山の山頂まで登ることが出来ます。
せっかくなので乗ってみることにしました。
約7分で山頂へ
チケットを買ってロープウェイに乗り込みます。
だいたい20分間隔で運行しているそうです。
あっという間に山頂に着きました。
山頂には展望台があり雄大な景色を楽しむことが出来ました。
富士山も見えました。
昨日は少しもやがかかったような天気だったのですが、わりとはっきりと富士山を眺めることができました。
湯葉丼
ロープウェイの山頂駅にある「身延庵」というレストランで早めの昼ごはんをいただきました。
身延の特産の湯葉を使ったメニューを堪能することができるレストランです。
その中でもおすすめ！という「湯葉丼」を食べてみることにしました。
とろっとした湯葉のあんかけに、すったごまと、わさびの風味がマッチしていて、とても美味しかったです。
食事をしながら、窓から展望台から見える景色とほとんど同じ景色を楽しむことができるのは良いですね。
運よく窓際の席に座ることが出来たので大満足でした。
山道を散策
食事を済ませた後は付近をひと通り歩いてまわりました。
日蓮聖人が植えたとされる杉の木です。
ものすごく巨大で迫力がありました。
ひと通り見終えたのはお昼過ぎていました。
帰り道
ロープウェイに乗り、山を下りました。
せっかくなので帰りも、行きに登った長い階段を使いました。
下を見ると吸い込まれそうな高さから急な階段を降りました。
滞在時間は約3時間ほどでした。
身延山久遠寺をたっぷりと堪能出来ました。
まとめ
今、昨日行った身延山の感想をブログに書いているわけですが、長い階段を登り降りしたおかげでひどい筋肉痛になってしまいました。
なぜか、足ではなくお尻の筋肉が激痛です。
今日はケツ筋が痛いおかげで、わずか一日で50歳位年を取ったのではないかというくらいよれよれしております。
桜や建物や景色など、見応えのあるものがたくさんあって、充実した小旅行でした。
今まで身延山久遠寺に行ったことがなかったと言う、うちの奥さんも楽しめた様子でした。
地元に住んでいながらも今まであまり来る機会がなかったので、行くことが出来てよかったと思います。
