【ハンタ】No.345 署名:今まで人を嫌いになったことがない人って…

ビヨンド=ネテロ

今週のハンターハンターの感想と考察を書いていきたいと思います。

345話のタイトルは「署名」でした。
これはビヨンドがある書類に署名したことがタイトルとなっているわけなのですが、今回の話は主題がその署名のシーンだったというよりは、物語が分散している印象が強い回でしたね。

来週のジャンプではハンターハンターは休載してしまうそうですが、再来週にはまた再開されるそうです。

ゴンのこと

オーラが視えない

先週、一コマだけ登場して、オーラが出なくなったという衝撃的な自体になっていた主人公のゴンですが、そのことについてジンに相談するために電話をするシーンから今週はスタートしました。

ジンによるとそれはオーラが出ないのではなく、視えなくなっただけではないかとのことです。
オーラ自体は出ているけど視えないと言うのは、実質的には念能力が使用不可になったことを意味しているはずです。

考えてみれば、全て終わってもいいと言うくらいの覚悟で戦った後に、”普通”に戻れたのだから奇跡的とも言えるでしょう。

ゴンがゴンさんになって、アルカに治療してもらい、完全に元に戻ったのだと思われていましたが、思わぬところで副作用があったということなのでしょうか?

”普通”と言ってもプロハンターにとっては念能力が使えない状況と言うのが”普通”と言えるのかは微妙な気がしますが、こんな状態では少なくともしばらくは戦ったりとかそういう危ないことは出来なそうですよね。

ゴンは主人公なので、ずっとこのままオーラが視えないと言うのはありえないですが、どのようなきっかけでこのような状態に陥ったのかは、まだなんとも言えない部分がありそうです。

くじら島へ戻る

ゴンは久しぶりに故郷であるくじら島に戻り、ミトさんと再会します。
ジンのアドバイスの通りに、自分の原点である場所に帰って、オーラが視えなくなった自分が何をできるのかを考えるためなのでしょう。

ゴンは、今週のお話ではジンと一緒に暗黒大陸にはついていかないということになっているそうです。

おそらくは自然に溶けこんで生き抜く力が必要とされる暗黒大陸では、ゴンのような人材は最適であると思われるのですが、この調子では暗黒大陸で活躍するゴンを見ることができるのは当分先になりそうですね。

くじら島に戻ったゴンを待ち受けていたのは、ハンターとしての特権で免除されている様々なことに対する書類やレポートやテストなどでした。
ハンターと言うのは義務教育であるはずの小学校に通ったりということも免除されるのでしょうか。

ひょっとして、ジンが「現状(いま)のお前がやれることは何か 見つけるにはいい機会だ」と言っていたのは、親が子供にたまっている宿題やりなさい!とか言うのと同じ意味合いだったりして。
ゴンはプロハンターなのに、すごい人なのに、なんだか夏休みの宿題を旅行から帰ってきて、親に急かされながら一気にやらなきゃいけない小学生みたいですね。

やはりいくら優れた能力を持っていても、子供であるということには変わりないということなのかもしれないですね。

パリストンの部下たち

協専のハンター

カキンの暗黒大陸探検隊のメンバー達は全員パリストンの部下、つまり協専のハンターたちでした。

協専のハンターはその名前が今までも何度が登場していましが、優秀な人材であるという描かれ方はしてきませんでした。
しかし、それは能ある鷹は爪を隠すではないですが、暗黒大陸の探検の時が来るまではその実力を磨きつつ、隠してきたということなのだそうです。

そもそも、協専のハンターとはハンター協会に斡旋される仕事のみ専門で請け負うハンターのことですが、実質はパリストンの部下です。
ジンが言うには、彼らは今回の旅のためにハンターになったのだというのです。

ということは、その能力も暗黒大陸の探検に最適なものを習得しているはずです。
念能力も、過酷な未知の環境に耐えるために必要なものを選んで学んでいるということなのでしょう。

つまり、暗黒大陸の探検のために結成されたスペシャリスト集団ということになります。

「そのためだけに習得した能力」というのはハンターハンターの世界では、特に強く描かれている事が多いですよね。
例えば、グリードアイランド編で登場したボマーとかも、戦いのために修めた能力であるということで、強大な敵として描写されていました。
一つだけのことに対してのみ集中するという覚悟があるからこそ、能力を最大限まで高めることができるということなのでしょう。

彼らはまだ敵とも味方とも現段階では言えない存在ではありますが、おそらく暗黒大陸の探検においては優秀な存在として描かれることになるのかもしれません。

嫌い

パリストンは今回の話で、ジンのことを嫌いになるかもということを考えています。
これは考えてみればすごいことなのですが、パリストンは今まで人を嫌いになったことがないそうです。

なんという聖人君子、と言いたいところですが、パリストンはそれとは全く逆で純粋な”悪”とも言っていいような人物として描かれています。

そもそも、パリストンが好きになるのは自分の事を嫌いな人だということを前回の話で語っていましたが、ジンは見ている限りだと別にパリストンのことを嫌っている様子はありません。
パリストンにとっては同族嫌悪という部分もあるのでしょうが、ジンはパリストンのことを嫌っていない唯一の人物なのかもしれません。

パリストンはああいうキャラクターですから、どうしても嫌われるのが普通です。

でも、ジンだけは普通とはちょっと違った目で、パリストンのことを見ているのかもしれませんね。
だからこそ、パリストンはジンの発言を聞きながらやり辛いように感じているのだと思います。

ジンが支払う金額

ジンが支払うことになるであろう金額を計算してみます。

協専のハンターは約200人。

実際に暗黒大陸に行く人→25人、待機する人→175人
実行部隊報酬→15億、待機要員報酬→2億

ジンはその倍を支払うと言っているので、実行部隊報酬→30億、待機要員報酬→4億

(3,000,000,000×25)+(400,000,000×175)=145,000,000,000
つまり総額1450億です。

金持ちですね。

ビヨンドの署名

許可、資格、手段、契約

ビヨンドが署名した書類にはビヨンドの行動に関する制限が詳細に書かれていました。
暗黒大陸への渡航中は、常に監視されて、協会への反抗は一切許されず、拾得物も自分のものとは出来ないということが条件となっているようです。

ビヨンドはこの条件に従うつもりなのか、上手いことチードル達の目を出し抜いてやっていくつもりなのかわかりませんが、この書類にサインをしました。

ジンも以前、全く同じことを言っていたのですが、暗黒大陸へ行くためには「許可」「資格」「手段」「契約」の4つが必要であるようです。
ビヨンドが署名した書類はその中の「許可」に該当するものだったようです。

この辺りは具体的にはまだよくわからない部分もあるのですが、暗黒大陸の探検を始めるためには、あと3つの手続きが必要ということですね。
どちらにしても、このペースだとまだしばらくは暗黒大陸に上陸するシーンを見ることが出来なそうですね。

カキン帝国の第四王子

やっぱりろくでもない人だった

最後の緋の目の所有者であるとされる、カキンの第四王子ツェリードニヒ=ホイコーロですが、やっぱりろくでもない人物でした。
人体の収集を趣味としていることからも、まともな人ではないと思っていましたが、ずいぶんといっちゃっているキャラが登場したものだと思いました。

この人は人体の収集だけでなく解体も趣味であるという様子から、相当な異常者であるということがわかります。
しかも、2人の女性がせっかく犠牲になったというのに、「ブタやサル」とか言ってしまうのはちょっとひどすぎやしませんか?

しかもその後「女2コ」とか言って追加の女性を要求していますが、部下のマークという人もこんな上司の元で働いていたら、きっと苦労が絶えないことでしょう。

ある意味ヒソカに似ている?

前途ある若者が良い、と言っているのを見る限りだと、ある意味ヒソカと似ている部分があるのかもしれません。

ヒソカも才能にあふれる人間の未来を断ち切ることが、喜びであったりしたわけなのですが、この王子もそういう意味では同じ趣向の持ち主であると言えます。

王子は被害者の最後の極限状態を見て、それを「総合芸術」だと言っている辺りからすると、ヒソカのようにバトルを楽しむような考え方とは微妙に違うかもしれないですが、どちらにしても二人共半社会的な行動が趣味であるということには違いないです。

そして、こんな2人が捕まらないのは、力があるからです。
ヒソカは腕っ節という意味の力、王子は権力という意味の力ですが、二人共これだけの力があれば滅多なことでは捕まることはないでしょう。

クラピカはそのようなやばい人から仲間の目を取り戻そうと思っているわけなのですが、クラピカが言うように簡単に緋の目を取り返すことがはたしてできるのでしょうか?

この王子は死生観のようなものも、通常の人間とは全く違ったものを持っているようにも思えます。
個人的には、そんな人物が自分の命を大事だと思っているとはちょっと思えません。

クラピカは今のところは王子を始末するとかいう考えはなく、今までもそうならずに済んできたようですが、今回ばかりはどうなるかわからないような気がしてきます。

まとめ

今週のハンターハンターは、内容的にはいくつかのシーンに分かれた構成になっていて、連載が再開してから毎回続いていた、内容の濃さはすこし薄まっていた回だったかもしれません。
それでも、文字の量も多く、十分に濃い内容ではあったのですが…
次の物語へのつなぎとなる回だった、ということかもしれません。

来週のジャンプではハンターハンターは休載になってしまうそうです。
一瞬、またしばらく待つのか!?とか思いましたが、再来週には復活するということなのでホッとしました。

せっかくなのでコミックス1冊分くらいは続けて欲しいなあというのが正直なところではあります。
でも2年とか休載が続くくらいならば、このくらいのちょくちょく休むようなペースでも良いから、連載が続くのならばファンとしては嬉しい限りです。

冨樫先生が実際のところどのような理由で休載するのかはわかりませんが、体にだけは気をつけてと思います。

UPしました→「No.346 選択」の感想と考察

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