実は数カ月前から、いつも愛用しているリコーのデジカメである『GR』に異物が写り込むようになっていました。
GRの内部にゴミが入り込んでしまって、それが小さな影のような「黒い粒」のように見えてしまうのです。
普段はそこまで大きな問題となることはなかったのですが、「早く修理しなくてちゃ!」とずっと気にしていました。
しかし、僕にとってはこのカメラを修理のために宅急便で送って、何日も手元を離れてしまうというのはきついものがありました。
そこで、即日の修理が可能だというリコーイメージング「東京サービスセンター」に持ち込むことにしました。
GRを『東京サービスセンター』に即日修理してもらいに行った話
GRの症状
上の写真を見てください。
ちょっとわかりにくいかもしれないですが、左下と右上にゴミが写り込んでいます。
赤い色の矢印で印をつけた場所です。
「ゴミが写っている」と言っても、このような非常に明るい場所&周りに何もない青空のような写真を撮るようなときだけしかわからないくらい、微妙なものです。
しかも運が良いことに画像の端っこなので、気になる場合が少ないのです。
普段は殆ど気になることはないので、このまましばらく使いつづけていました。
しかし、いざというときはいちいちレタッチしなくてはならないので、ちょっとしたストレスでした。
GRは防塵機能がついたカメラではないので、ゴミが混入しやすそうな埃っぽい場所に持って行ったり、使用したりするのは控えたほうが良いのかもしれないですね。
即日修理
僕は、もうGRが手元にないと生きていけないくらいに、このカメラに依存しています。
ブログに使うための写真や、作品制作の風景を毎日のように写真に収めなくてはならないので、一日たりともGRを手放したくないのです。
GRで写真を撮ることに慣れてしまうと、他のコンパクトデジカメの画質では満足できないというか、不安を感じる?ような感じになってしまいました。
それって良いことなの?ということはさておき、はやく何とかしなくてはいけないということも頭ではわかっていました。
でも、上記の理由があって、なかなか重い腰が上がりませんでした。
はあ・・防塵防滴の一眼レフが欲しいです。
そこで、即日修理が可能だというリコーイメージング『東京サービスセンター』に持ち込むことにしました。
ちょうど、東京に行く用事も他に幾つかあったので、いろんな用事のついでです。
関連:機材の点検・修理のご依頼方法|修理に関するご相談|サポート&サービス | RICOH IMAGING
リンク先のリコーイメージングの「修理に関するご案内」のページの一番下に書いてあるのですが、持ち込みで当日の修理が可能なのは『東京サービスセンター』『大阪サービスセンター』の二箇所のなのだそうです。
その日のうちに修理を完了して返却してもらうためには、東京サービスセンターは15時まで、大阪サービスセンターは13時までに持ち込む必要があるようですね。
最寄りは浮間舟渡駅
『東京サービスセンター』は埼京線の『浮間舟渡駅』を降りてすぐの場所にあります。
新宿からだと埼京線の各駅停車で17分ほどで着きます。
僕にとっては馴染みのない駅だったので「浮間舟渡」が「うきまふなど」と読むということがわからずに、検索して読み方を調べたりとかしてしまいました。
思ったよりも目立たない場所にある
さて、目的のリコーイメージング東京サービスセンターですが、思ったよりもこじんまりとした場所にありました。
幾つかのオフィスの入っているビルの中にあるようです。
周囲にはあまり人気も無く、「ホントにこのビルにあるの?入っていいの?」と不安になってしまいました。
東京サービスセンターへは正面玄関から入ってエレベーターに乗って3階まで上がります。
ちょっとイメージと違ったので、若干不安でしたがエレベーターを降りるとすぐに『リコーイメージング 東京サービスセンター』と書かれた入り口を発見しました。
良かった〜
修理は2〜3時間
訪問が午前中だったこともあってか、入り口を入るとお客さんは僕だけでした。
早速、受付のお姉さんに事情を説明しました。
そして、保証書の提示と、用紙に自分名前と電話番号と住所を記入を求められました。
すると、修理が完了するには2〜3時間かかるとのことでした。
そこで一旦、浮間舟渡をはなれて別の用事を済ませてから再度訪問することにしました。
営業時間は17時までなのだそうで、それまでに受け取りに来ればよいそうです。
おそらく、その日の混み具合にもよるのだと思うのですが、その程度の時間で即日で修理をしてくれるだなんて感激です。
カメラというのは人によっては手放すことが出来ない道具なので、このようなサービスがあるのは素晴らしいことですね。
現在、東京在住ではない(来月引っ越すけど・・)ので、訪問するのが難しいのが難点ですけどね。
修理完了!だけど・・・
さて、約束の時間になった&修理完了の電話を頂いたので早速カメラを受け取りに行きました。
無事に直って良かったです。
修理は保証期間内だったということもあり、無料でした。
しかし、僕が思っていたよりも修理が大変だったようなのです。
僕は当初「ゴミを掃除するだけの簡単な修理」と思い込んでいました。
しかし、内部(センサーやレンズの内側)に入り込んだゴミは清掃しただけでは取りきれなかったそうで、その部分をまるごと交換修理したのだというのです。
センサーだとかレンズだとかを交換した内容だったので、保証期間が過ぎていたら3万円くらいかかるのだそうです。
ひゃ~間に合ってよかった〜
受付のお姉さんが言うには「GRは防塵ではないが、ゴミ等が入りにくいようには設計されている」「持ち運ぶときはケース等に入れることである程度ゴミの混入を防ぐ事ができる」のだそうです。
僕はいつも純正のケースに入れて持ち歩いてはいたのですが、ゴミが入るときは入るということなのでしょうか?
保証期間が過ぎてから、今回のようなことになっていたら、新しいデジカメが買えてしまうくらいの金額が飛んでしまうことになってしまいます。
これからは、もっと気をつけて使っていきたいところですね。
設定が初期化されているので設定しなおす必要がある
写りは問題なさそうです。
(でも、肝心のゴミがうつりこんでいた部分の写真を撮るのを忘れてしまいました。今度ちゃんと確認しよう・・・)
ただ、センサーだとかをまるごと交換したせいだと思うのですが、今までに設定したいろんな設定が全て初期化されていました。
そういう設定等が記録されている「メモリ」のような部分も一気に交換したということなのでしょうか。
もう一度以前の環境に戻すために、ファンクションキーの割り当てだとかを再度設定し直すのがちょっと大変でした。
どうやって設定したのか、もう忘れかけていたからです。
また、写真を撮った時に自動でつくことになる画像のファイル番号(「R000001.jpg」みたいなやつのことです)も初期化されていました。
このファイル番号で写真の管理をしている人は注意が必要です。
それと、これは良いことなのですが、ファームウェアも最新の『4.0』がインストールされていました。
しばらくファームウェアの更新をサボっていたので、微妙に使い勝手が変わって一瞬焦りましたね。
まとめ
以上がGRの持ち込み当日修理の顛末でした。
GRは非常に高画質かつ、使い勝手のよいコンパクトデジカメです。
しかし、『防塵』ではないために、どうしてもホコリ等が入ってしまうこともあります。
その場合は保証期間内であれば、無償で修理してもらえるので、早めに修理を依頼すべきです。
僕のようにゴミが取りきれなくて、センサーやレンズをまるごと交換することになるかも知れませんから。
保証期間内で本当に良かったと思います。
リコーイメージングさんに感謝しなくてはなりませんね。
東京在住ならば「東京サービスセンター」、大阪在住ならば「大阪サービスセンター」に持ち込むと即日で修理してくれるはずなので、おすすめですよ。