我が家のベランダにはゴーヤのカーテンがあって、大量のゴーヤがぶら下がっています。
普通に食べているだけだと、とてもじゃないけど食べきれません。
そこで、食べごろなゴーヤをたくさん収穫して「ゴーヤの砂糖菓子」を作ってみました。
砂糖をたくさん使ってコーティングして水分も飛ばしてあるので、かなり日持ちするはずです。
このおやつをたくさん作っておけば、しばらくの間食べ続けることができるので、良いと思います。
ゴーヤの苦味と砂糖の甘味が癖になりそうです。
実はこのお菓子を作るのは3回目です。
最初の時はなかなか上手に作ることが出来ませんでした。
しかし、いろいろ工夫して作ってみると、かなりいい感じに作ることができるようになりました。
そこで、その作り方を書いていきたいと思います。
ゴーヤの砂糖菓子の作り方
材料と作業工程
材料
材料はすごくシンプルです。
- ゴーヤ
- 砂糖
用意するのはこの2つだけでOKです。
砂糖はかなり多めで、ゴーヤの量より少し少ないくらいの量を入れることとなります。
砂糖は後で追加することもできるので適当で大丈夫だと思います。
手順
簡単に作業手順を書いておきます。
- ゴーヤを切る
- ゴーヤを湯がいてざるにあける
- 砂糖とゴーヤを鍋に入れて、じっくりと煮詰める
- いい感じになったら冷ます
- 完成!
非常にシンプルです。
ゴーヤの砂糖菓子のレシピは、調べてみるといろいろなものが紹介されています。
しかし、大抵の場合は最後に「天日干し」をするという工程を挟む場合が多いのです。
それだと、晴れていない日は作ることが出来ないし、せっかちな僕にはその待つ時間が非常にもどかしく感じてしまいます。
そこで、干さなくても大丈夫なゴーヤの砂糖菓子の作り方を調べつつ、実際に作りながら自分でも研究してみました。
そんなことなので、今回僕が作ったゴーヤの砂糖菓子は最後に乾燥させるという工程がないので、その日のうちに完成してすぐに食べることが出来ます。
ゴーヤを切る
ここから、ゴーヤの砂糖菓子の作り方を画像と一緒に説明していきます。
まずはいつも通り、ゴーヤのワタをスプーンを使って綺麗に取り去ります。
そしたら、まな板の上でワタを取り除いたゴーヤを切っていきます。
このゴーヤのおやつを作る場合は、ちょっと厚めにカットしたほうが良いかもしれません。
今回は全て1センチ位の幅で切りました。
軽く茹でる
鍋でお湯を沸かして、その中にカットしたゴーヤを入れて軽く茹でます。
鍋の種類は何でも良いと思うのですが、今回は中華鍋を使って作業していきます。
ちょっと調子の乗って、たくさんゴーヤを用意しすぎたので、一つの鍋に入りきりませんでした。
2回に分けて作業しなくてはなりませんね。
かるく茹でたゴーヤ達をざるにあけます。
最初にこうしておくことで、苦味を抑えることが出来ます。
一応、これはおやつなので、あんまりニガすぎるときついので…
砂糖を入れて煮込む
次はゴーヤをまた中華鍋に移して、砂糖と少しの水を入れて煮込んでいきます。
最初は強火でぐつぐつと煮込んでいくと良いでしょう。
煮込んでいるとゴーヤからかなりの水分が出てくるので、水は少量、もしくは全く入れなくても良かったかもしれません。
(今回はちょっと水分を入れすぎました)
砂糖はかなり大量に入れます。
もしも足りなければ後で足すことができるので、様子を見て量を加減しましょう。
ゴーヤが多すぎて一つの鍋に入りきらなかったので、2つの鍋で同時進行で煮込んでいきます。
とろみが出てくる
ある程度に混んでいくと、かさが減ってきたので、2つの鍋で煮込んでいたものを一つの鍋に合わせてしまいました。
ここからは1つの鍋での作業となります。
画像だとわかりにくいですが、しばらく煮込んでいるととろみが出てきます。
水分が蒸発して砂糖が濃くなってきたということですね。
煮込んでも、とろっとした感じになってこなかったら、砂糖が足りないということなので、砂糖を追加しましょう。
このまま、さらに煮込んで完全に水分がなくなるまで煮詰めます。
水分が少なくなってきたら、焦げてしまうかもしれないので中火〜弱火にします。
かなりいい感じになってきました。
ゴーヤに透明感が出てきたら頃合いです。
火を止める
ほとんど水分が飛んだので火を止めます。
そうしたら、砂糖が固まり始めるので、暫くの間ヘラやお玉などを使って混ぜ続けます。
だんだん、砂糖が固まって白くなってきましたね。
もうちょっとです。
べたついた感じがなくなったら、OKです。
次は冷ます工程です。
冷ます
鍋に入れたまま、しばらく置いておいても良いのですが、大きめの平べったいお皿に移してしまえば、より効率よく冷ますことが出来ます。
このまま、1〜2時間くらい放置したら完成です。
完成
十分に冷まして、表面が固まってカリカリ感が出てきたら完成です。
光に透かすと綺麗です。
かなり良い感じにできたと思います。
味は甘くてちょっと苦味のある味わいの大人のおやつというかんじですね。
表面は砂糖でコーティングされて硬いですが、内部は柔らかいのでドライフルーツみたいな食感です。
大量に砂糖を使ってかつ、乾燥させているので、かなり長い期間保存できるのではないかと思います。
タッパーとかに入れて保存しても良いのですが、調度よい感じのお弁当箱があったので入れておきました。
漆塗りの器なので、ゴーヤなのに、ちょっと高級な和菓子みたいなかんじの雰囲気ですよね。
これで、しばらくはおやつには困ることはなさそうですね。
まとめ
ベランダで採れたゴーヤを使った砂糖菓子の作り方の紹介でした。
ゴーヤをおやつにしてしまうというのは最初はちょっと抵抗を感じていました。
でも、実際に作って食べてみるとなかなかおいしいです。
かなりハマっています。
ゴーヤを自宅で栽培していると、どうしても使い切れなくて困る時がやってきます。
そんな時に、このお菓子を作ってしまえば、たくさんのゴーヤを消費することができるので良いと思います。