昨日、夕飯を食べるために、久しぶりに吉野家に行ってきました。
約4ヶ月ぶりです。
せっかくなので、まだ食べたことのなかった牛カルビ丼を注文してみました。
お新香と味噌汁もセットで頼みましたが、たまにはほとんど脂と肉と米しか入ってないような夕飯もいいですね。
普段、健康的な食生活をしているせいか、体に対してたまには不良なことをしてみたくなりました。
吉野家はジャンクな味が魅力
妻のいないうちに…
昨日の夜はうちの奥さんが知人と食事に行ってしまったので、一人寂しく夕飯をいただくことになりました。
お昼に作ったきんぴらごぼうとほうれん草の入った豚汁と水菜のサラダが残っていたので、その残り物と納豆ご飯を夕飯にする予定にしていました。
でも、思いました。
一人で自由に夕飯を楽しめるチャンスはめったにありません。
いつもは奥さんと一緒に食事をするので、お互いの健康を考えてお昼に作ったような野菜たっぷりの栄養バランスの良い食事を摂るように心がけています。
我が家では、基本的には奥さんと交代で食事当番をしています。
ふたりとも野菜が大好きなので、これでもか!というくらい野菜たっぷりの健康的な食事を作ることが多いです。
もちろん、味も薄めに作るので、たとえ量が多くても非常にヘルシーなメニューです。
味噌汁は汁よりも野菜の方が多い気がします。
スープ系の料理は野菜を好きなだけ入れることができるから良いですよね。
そのおかげか、ふたりとも便秘とは無縁です。
それはとても良いことだし、おいしい満足感のある食事です。
でも、たまには一人で悪いことをしてみたいじゃないですか。
もちろん、うちの奥さんを車で送る直前までは、お昼に作った健康的な残りものを食べようと思っていました。
しかし、奥さんを見送って自分一人だけになった瞬間に、なんだか無性に不良なことをしてみたくなったのです。
急にいつもと違うことをしたいという衝動にかられました。
というわけで、気づいたら近所の吉野家に到着していました。
牛カルビ丼を注文
普段、優等生な子供が大人のいない時だけイタズラしちゃう・・みたいな心理に似ているので、ちょっと恥ずかしいのですが、普段の健康的な食事に対してのささやかな反抗、みたいな気持ちで吉野家自動ドアの入り口をくぐりました。
「しゃーせー!」と店員さんが元気に出迎えてくれました。
空いていたカウンター席に座り、メニューを見てみるとあまり見慣れないメニューがあったので注文してみることにしました。
注文したのは牛カルビ丼のBセットです。
Bセットはお新香と味噌汁が130円でついてくるというお得なセットです。
お新香がついてくるセットを頼んだのは、不健康な食事をしてしまうことに対しての、わずかながらの罪悪感の現れのようなものかもしれません。
吉野家の牛カルビ丼は初めて食べるので楽しみです。
牛カルビ丼
牛カルビ丼と言えば、セブンイレブンの498円の牛カルビ弁当が大好きでして、以前はよく食べていました。
セブンイレブンに行って、その日の他のお弁当のラインナップがパッとしないとつい牛カルビ弁当を買ってしまうんですよね。
子供の頃からこれだけはなぜか好きでついつい牛カルビ弁当を買ってしまうことが多かったです。
牛カルビ丼はある意味、思い入れのある食べ物のの一つでもあるのです。
そんな、どうでもいいことを考えていると、流石吉野家さんです。
すぐに牛カルビ丼Bセットを持ってきてくれました。
なかなか美味しそうです。
透明なビニールに入ったコチュジャンをかけてから食べるようです。
写真を何枚か撮らせてもらってから、いただきました。
油っこくて肉と米しか入っていないジャンクな感じがすごくいいですね。
この時の気分にぴったりなわる〜い味です。
なかなか奥さんを連れて吉野家には来る機会はないので、吉野家の牛カルビ丼を味わうことが出来て満足です。
インスタントな味噌汁
僕は吉野家が牛丼のチェーン店の中では一番好きなのですが、その理由は「味噌汁」だったりします。
味噌汁の写真、ピンぼけしてしまいました。
吉野家以外の牛丼屋さんも一人暮らしをしていた頃はしょっちゅう訪れていたのですが、吉野家の味噌汁はその中でも最もインスタントな味がします。
いや、実際にお湯を入れて溶けば完成するようなインスタントな味噌汁なのだと思います。
僕の場合、吉野家の牛丼を食べたいときは大抵「ジャンクな食べ物」を食べたい時です。
したがって、このインスタントないかにも人工的な味の味噌汁は、ちょっと健康に悪い事しちゃいたい、というニーズに合っているのです。
なので、僕は吉野家の味噌汁が大好きなのです。
(たぶん)化学調味料てんこ盛りな吉野家の牛丼とこの味噌汁はよく合います。
ディスっているわけではなくて褒め言葉です。
松屋とかに行くと、頼んでいないのに味噌汁が牛丼についてくるのですが、松屋の味噌汁はわりと家庭的な味がします。
言っちゃうと普通においしいです。
特に違和感なくおいしく味噌汁と牛丼をいただくことが出来ます。
これはこれで良いのですが、吉野家の味噌汁のインスタントな感じにはかないません。
ジャンクなものにはジャンクなものを合わせると統一感が生まれて、お互いをよりおいしく感じることができると思います。
ジャンクフードの王様
吉野屋の牛丼と味噌汁の関係に似ているものとして思いつくのが、マクドナルドのハンバーガーとフライドポテトの関係です。
マクドナルドといえばジャンクフード業界の王様のような存在です。
パサパサのパテに味の濃いソースが掛かったハンバーガーと、これまた塩と油の塊なんじゃないかと思うようなフライドポテトを一緒に食べると最高ですよね。
これは、どちらかが欠けるといまいちになってしまうと思います。
例えばモスバーガーのハンバーガーとポテトは、同じハンバーガーとポテトのセットでもマクドナルドのメニューと比べると普通においしくて、全く別のジャンルの食べ物のように思えます。
モスバーガーにはあまりジャンクなイメージはありません。
マクドナルドのハンバーガーとポテトは本当によく出来た組み合わせだと思います。
なぜならこの2つを一緒に食すことで、自分の健康に対していけないことしちゃったなあと思ってしまうからです。
マクドナルドほど、こういう気持ちになることができる飲食店は他には思いつきません。
まとめ
吉野家の牛丼と味噌汁もこの「ジャンクな匂い」がぷんぷんします。
昨日食べた「牛カルビ丼」も油がたっぷり入っていて味も濃くて、肉と米しか入っていないというジャンクフードの定義にぴったり当てはまった料理でした。
たま〜にこういう不健康な食事をしてみたくなるんですよね。
もしかしたら、優等生的な食生活をしていても、時にはこのような悪いことをしてみたくなる人間の性なのかもしれません。
うちではいつも野菜たっぷりで味薄目の健康的な食事を毎日しているので、その反動かもしれないですが、すごくおいしく感じました。
マクドナルドには、奥さんと2人でたまに行くのですが、めちゃくちゃ味が濃く感じます。
でも、行く度に思うのが、「それがいい!」「しょっぱければしょっぱいほどマクドナルドだ!」ということです。
それでこそジャンクフードを食べに来たかいがあるというものです。
風の谷のナウシカのマンガで、人間は綺麗すぎる場所だと生きていくことが出来ない、という設定があるのですが、そのかんじに似ているのかもしれません。
いつも健康的な食生活をしていたとしても、不健康な食べ物が食べたくなる時があるのは、実は体がそういうものを求めているからかもしれませんね。
毎日、吉野家やマクドナルドで食事するのは嫌ですが、たまにこういうお店に行って体のやんちゃな欲求を満たすためにジャンクフードを食べるのも良いと思いました。