「やりすぎボーイ」:思い出すと「あぁぁあぁ〜っ」てなることありませんか?

やりすぎボーイ

約3年前に制作した「やりすぎボーイ」という作品について書いていきたいと思います。

この作品は誰もが経験したことがある、若い時の苦い経験をテーマにして制作しました。
それは恋愛や友達との関係でもそうですが、10代くらいの頃はどうしても物事に夢中になるとそれしか見えなくなって、節度がなくなってしまうことがあると思います。
そんな、やりすぎちゃった思い出を形にしたのがこの作品「やりすぎボーイ」なのです。

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「やりすぎボーイ」

思い出すと「あぁぁあぁ〜っ」となる記憶

誰もが経験があると思うのですが、ずっと昔の経験なのに、今になってその時のことを思い出すと「あぁぁあぁ〜っ」となる思い出があるはずです。

そういう思い出って、若い時に周りが見えなくて、自分の興味をもった事柄を押せ押せで出してしまい、実は他の人はすごく冷めているのに自分だけ盛り上がっていて、でもふとした瞬間に我に返って周りと自分との格差に気づいた瞬間だったりします。

この時の感覚は、本当なら思い出したことは大したことのないはずなのに、何故か自分の心の中には深い溝のように残っていて、たまにその時のことを思い出して「フォォォォーっ」とかなったりします。
若い時の過ちを思い出してこっ恥ずかしくなる時がたまにあるよね、という話です。

若い時は夢中になりすぎるもの

若い時、特に10代くらいの時は、個人差はありますが自分の気持ちというものを、上手くコントロールすることが出来ないものなのだと思います。
僕は今思えば、特にそういうことが多くて、こっ恥ずかしい思い出ばかりなような気がします。

夢中になると周りが冷めていても、構わずその事柄についての話をしてしまうし、さらにたちの悪いことに、そのことに全く気づかないことが多いのです。
でも、そんな常に舞い上がっている状態の当時の僕でも、そのことに気づく瞬間があって、そんな時は今でも忘れられないくらい恥ずかしい思いをしました。

少年だった頃は誰しもが、多かれ少なかれそんな経験があるはずです。

「やりすぎボーイ」はそんな、少年の頃のやりすぎちゃった記憶を、生き物の形を借りて表現した作品です。

なりふりかまわずに逆立ちをして、自分の「花」をこれでもか!というくらいに見せつけている様子は、「やりすぎボーイ」達が求愛している様子を表しています。
その花は極彩色とも言えるくらいにカラフルで、自らをアピールしたいがために、やりすぎちゃっている少年、というイメージです。

そのような若い時の過ちを、立体作品にして表現したのが「やりすぎボーイ」です。
やりすぎボーイ

まとめ

この作品はちょっと、いや、かなり変な生き物を想像して創りだしてしまいました。
そのせいで不思議な世界観を醸しだしています。

こんな作品を作ってしまった事自体がちょっとやりすぎだったかもしれませんが、自分の中では新しい世界観を創りだすことが出来たのではないかと思います。

いまだに、昔の事を思い出して「あぁぁあぁ〜っ」となることがあるのですが、そういう時は落ち着け〜落ち着け〜と自分の中で冷静になろうと必死になります。
あれって何なんでしょうね?

人によって「あぁぁあぁ〜っ」となる理由は違うし、全くそんなことはないという強靭な精神力を持つ人もいるかもしれませんが、僕は今でも定期的に昔の事を思い出してなんとも言えない気持ちになります。
きっと一生、過去の失敗を思い出しちゃったりして「あぁぁあぁ〜っ」となるのでしょうね。

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