普段、作品制作をしている作業場の紹介です。
作業場は、今住んでいる家の1階にあります。
作業場になっているスペースはもともと倉庫だった場所で、荷物を整理して、制作ができるスペースを作りました。
作業場の紹介
3年位前は東京に住んでいて、賃貸の一軒家の一室を作業部屋にしていたのですが、山梨に引っ越してからしばらくは忙しくて、制作道具を整理することが出来ませんでした。
引っ越しの時は、引越し屋さんに銅板や金鎚などの重たい道具や材料を運ばせてしまい申し訳なかったなあと思います。
最近はかなり片付いてきて作業できる環境が整ってきました。
道具はけっこう揃っている
制作のための道具は個人では結構たくさん持っている方だと思います。
小型ですがボール盤(ドリル)やベンダーや万力もあります。
うちの奥さんは同じ大学出身の先輩なのですが、二人の道具を合わせたのと、足りないものは新しく買い足していったおかげで道具に関してはかなり充実したものになりました。
今思えば、大学にいた頃はいくらでも道具があって、不便に感じることはありませんでした。
卒業してからやっと大学の環境のありがたさがよくわかります。
火床もあります。
大きなコンプレッサーがあるので、エアダスターをつないで、ホコリ等の細かいゴミを掃除するときにも使えます。
作品の置き場所
作りかけの作品やマケットを置いておく台です。
作品やテストピースはすぐに置く場所がなくなってきますから、こういうスペースがあると嬉しいです。
作業机
僕がいつも座って作業している机です。
自分が使いやすいようにいろいろ工夫してあります。
画像が小さくて見づらいと思うのですが、作業机の左端にはペンチや時計やっとこをぶら下げることができるように、鉄の棒を曲げて作った金具を取り付けています。
画像の右下辺りには電源タップを強力両面テープで壁に貼り付けてあり、電動工具やはんだごてを使うときに便利です。
パソコンをクランプなどの工具で固定して、スピーカーで音楽を聞いたり、動画などを見ながら制作しています。
我ながらアクロバティックな設置方法だと思います。
このパソコンは10年位前に買った古いFUJITSUのノートパソコンなのですが、もともと入っていたWindows Vistaをアンインストールして、「Linux mint」という無料で軽量なOSを入れています。
おかげで今では骨董品のようなスペックのパソコンでも動きはサクサクです。
作業しながらちょっと調べ物をする時も目の前にPCがあると重宝します。
今作っている作品
電子パーツでできている手
今は毎日この作業机で「手」の作品を作っています。
「手」を作っていると大学の受験勉強とか思い出してしまって嫌なのですが、そんなことは気にせずがんばって制作しています。
この「手」はこんな感じの電子部品(抵抗)を地道に一個一個はんだづけして作っています。
先日、東京に行った時に、秋葉原の電子パーツ屋さんで27kΩの抵抗を4000個買いました。
お店の人に「このお客さんはこんなに何に使うのだろう」と思われないかドキドキしました。
まだ、作品は途中ですが、今のところ2500個くらい使いました。
毎日、時間を作って作業しているのですが、ちょっとづつしか作業が進みません。
おかげで肩こりが酷いです。
今は「手」を作っていますが、これが終わったら電子パーツで他のモチーフを作り始める予定です。
作品のコンセプトや制作の意図は完成してからこのブログでも紹介したいなあと思っています。
まとめ
ちょっと前まではいろいろ忙しくて制作する時間と余裕がなかったのですが、最近は自分の時間が持てるようになって毎日作業することが出来ています。
作品のストックが無い状態なので、一から頑張らねば!と思っています。
作業場はやっと片付いてきて、使いやすくなってきました。
写真には写してないですが、まだまだ雑然としている部分が多いので、時間を作って徐々に片付けて行きたいと思います。