販売再開されたペヤングを一週間ほど前に買ってみたのですが、食べる機会を失っているというか、食べる勇気がなんとなく湧いてこない感じで、放置していました。
以前このブログでも異物混入について書いた事があります。
その時は、まとめると「あまり気にしないのが良いですよ」という内容を書きました。
しかし、例の異物混入騒動があって、あの衝撃的な画像を見てしまったからには、せっかくのペヤングを食べることに(大丈夫とわかっていても)少しの抵抗を感じるようになっております。
でも、買ったものをあまりにも長く置いておいても仕方がありません。
そこで、考えました。
どうしたらあの時のトラウマのような衝撃を忘れることができるのかと・・・
『G』の記憶をもっと嬉しいことで上書きする
あの、口にだすのも恐ろしいとされる「例のあの人」こと『G』が食品に混入していたという事実には、生理的に拒否反応を起こす人がほとんどだと思われます。
しかし、世の中には多くの人が、むしろ喉から手が出るほど欲しいと思うものも存在しています。
それは『金(きん)』です。
キンキラキンに輝くGOLDですよ〜
金というのはやはり食べちゃいたいくらいに、誰もが欲しがる魅力的な存在です。
最近、金の値段は高いですしね・・・
ペヤングの中に金を入れてみることによって、あの忌々しい記憶を消し去ることができるのではないかと考えました。
18金のインゴット
そこで、ジュエリー作家のうちの奥様に18金のインゴットを借りました。
こうやって小型のインゴットを自分で作って、そこから指輪などを作ったりするのですよね。
いやあ〜家に調度良いのがあって良かった!
サイズ感も、今回のコンセプトにピッタリです。
ちなみに重さは「31.7g」です。
指でつまめるほどの小ささなのに、ずっしりと重たいです。
ちなみに「31.7g」の「18金インゴット」と言うのは、2015年6月19日現在の時価で12万円以上の価値があります。
ペヤングを開ける
さて、早速パッケージも新しくリニューアルされたペヤングを開けていきたいと思います。
以前の薄いプラスチック?みたいな容器ではなくて、カップやきそばにはよくある発泡スチロールっぽいタイプの容器になっていますね。
金のインゴットを入れてみる
開けてみると、「かやく」「ふりかけ」「ソース」が入っています。
例の異物混入事件はお湯を入れる前の状態の麺に入っていました。
なので、今回もその状態の麺にインゴットを乗せるのが良いでしょうね。
というわけで、これらの小袋を取り出して、今回の最大の目的である「18金のインゴット」を入れてみます。
あっ・・・
・・・
・・・
なんか、意外といい感じじゃないですか?
同じ異物混入だとしても、こんな物が入っていたら、ちょっと・・・いや、かなり嬉しいです。
なんだか、見つめていると頭がホワンとしてくるような気がしますね。
・・・さすがは金です。
金というものは古来より人を惑わすような魔力があるとされてきました。
こんな異物混入なら大歓迎です。
これだったら、もう昔のことは気にしなくて大丈夫ですね!
というわけで食べます
そんなわけなので、インゴットは取り出して、普通に作って食べます。
そういえば、容器がかわって、湯切りが楽にできるようになりましたね。
これで、以前のように「シンクに麺をぶちまける」と言うペヤング定番の悲劇を繰り返すことはなさそうです。
完成!
うん、美味しそうですね。
食べてみると、味はほとんど変わっていないかな〜と言う印象ですね。
これぞペヤング、と言う感じの味わいです。
湯切りがいい具合にできるようになったので、麺のベタベタ感が少なくなったような気はしますね。
個人的には麺の感じは以前よりもこっちの方が好きです。
食べ始めるまではちょっとドキドキしていましたが、いざ食べ始めると懐かしい味わいのカップ焼きそばなので、スルスル〜と食べきることが出来ました。
まとめ
食品に異物が混入するというのは、避けられない問題ではあります。
しかし、僕達の心の中に決して忘れることの出来ない、溝を作ることにもなりかねません。
プラスチック片とかならまだ大丈夫かもしれないですが、『G』はやばすぎですよね・・・
そんなわけなので、今回のような事をやってみたわけなのですが、自分で想像していた以上に嬉しい雰囲気を味わうことが出来ました。
良い意味で衝撃的でしたね。
むしろ、ペヤングを作っているまるか食品さんは、「金」などが入っている「当りペヤング」を普通のペヤングに混ぜて流通させるというのはどうでしょうかね?
「ペヤング10000食に一つ、金のインゴットが入っているキャンペーン!」とか。
異物混入を逆手にとって、そういうことをしてくれたらおもしろいと思うのですが・・・
ペヤングの製造工場も衛生面が改善されたということで、(たぶん)大丈夫だとはわかっています。
しかし、やはりなんとな〜く、一度入っていてはならない物が入っていたという事実が存在する食べ物は食べることに抵抗を感じてしまいます。
でもまあ、恐る恐るであっても一度食べてしまえば、次からは普通にペヤングを食べることが出来そうです。