ペッパーミルが調子が悪い時は、中でコショウの粒が詰まっているのかもしれません。
たまには掃除をしてつまりを取ってあげましょう。
ペッパーミルの調子が良くないので内部を掃除したら直った
ペッパーミルの調子が悪い
うちでは5年くらい前に東京の調理道具街であるかっぱ橋で買ったプジョーのペッパーミルを使っています。
たしか、5000円くらいで買ったので、ペッパーミルとしては高級品です。
当時はこれを買うか散々迷ったのですが、デザインのかっこよさと機能的で使いやすそうだったことが決め手となり、これを購入したということを今でも覚えています。
ペッパーミルを使って、挽きたての粗挽き胡椒をふりかけた料理は香りが良いので最高ですよね。
購入してからというもの、今まで特に調子が悪くなることもなく使い続けてきたプジョーのペッパーミルですが、最近どうもコショウの出が悪くて、どこかが詰まっている様子でした。
ペッパーミルを回しても手応えがなくてコショウが出てこない状態です。
コショウはうちの料理には頻繁に使うものなので、早急に何とかしなくてはなりません。
そこで、良い機会なので、この愛用のペッパーミルを分解して掃除してみることにしました。
これから書く掃除方法が正しいのかはわかりません。
もしかしたらメーカーが想定していない分解をしちゃっているかもしれないので、もし同じことをする場合は自己責任でお願いします。
中身を出す
作業はコショウが散らかることを防ぐために大きめのお盆の上で行いました。
まず、もともと入っているコショウの粒を適当な器に出します。
このペッパーミルは上部に磁石でくっつく蓋があります。
これがこのペッパーミルのお洒落ポイントの一つです。
その蓋を取って逆さにしてコショウを出します。
裏側のネジを外す
コショウが出てくる裏側を見てみます。
うーん汚いですね。
後でしっかり掃除してあげましょう。
ペッパーミルの底面にはネジが4つついていて、これを精密ドライバーを使って外します。
外したパーツは無くさないように、作業の邪魔にならないところに置いておきます。
たまったコショウを取る
作業を始める前は、このネジを外せば全てのパーツが分解できるかと思っていたのですが、思ったよりも分解できませんでした。
どうしても外せないパーツが多かったのです。
どうしたものかと思ったのですが、ネジを外したおかげでギュッと締まっていたコショウを挽くための一番大事なパーツである、ミルの部分が緩んだ様子でした。
そこで、この状態のペッパーミルを逆さにして手の平でポンポンと強めに何度も叩いてみました。
すると、かなりの量のコショウがポロポロと出てきました。
一体何処にこんなにあったのかというほど大量のコショウを取り出すことが出来ました。
これだけ詰まっていたらそりゃあ調子が悪くなるわけです。
もう出てこなくなるくらいまで何度かポンポンしたら掃除は完了です。
取り外したパーツを間違えないように元の場所に戻して、ネジを締めます。
直った
中から出したコショウの粒を入れなおします。
そして、試しにいつものようにコショウを挽いてみました。
するとゴリッゴリッと良いかんじの手応えと共にコショウが出てきました。
どうやら上手く直ったようです。
これで、充実したコショウライフをおくることが出来そうです。
まとめ
ペッパーミルは使用頻度の高いキッチングッズですが、掃除をする頻度は他の調理器具に比べて非常に低いです。
しかし、道具ですからメンテナンスをしないと、当然調子が悪くなることがあります。
今回、調子があきらかに悪くなったおかげで掃除してつまりを取ることが出来たわけですが、普段から定期的に掃除してあげていれば、そもそも詰まることはなかったかもしれません。
大量に詰まっていた古そうなコショウを目の当たりにして、衛生面でも少し心配になりました。
本当はもっと全てのパーツを分解して最後には水洗いとかもしたいと思っていたのですが、分解方法がわからなかったので、そこまで完璧に掃除することは出来ませんでした。
それがちょっと残念ですが、このペッパーミルはちょっと特殊なデザインのものなので仕方ないのかもしれません。
普通のペッパーミルならば構造が単純なので簡単に分解することができるでしょう。
愛着を持って使っていくためにも、たまにはペッパーミルを掃除するのは必要なことだと感じました。