4月の初旬より制作を続けている「iPSパーツ〜頭蓋骨」というタイトルの作品がそろそろ完成しそうです。
先月、ブログにも制作途中の様子を書きましたが、やっとそれっぽい雰囲気が出てきました。
もう少しです。
「iPSパーツ〜頭蓋骨」完成間近
制作期間、約1ヶ月半
現在のところ制作期間は約1ヶ月半くらいです。
ずいぶんと長い期間に渡って、一つの作品を作り続けてしまいました。
この作品「iPSパーツ〜頭蓋骨」は「抵抗」を一つ一つ地道にハンダ付けして頭蓋骨の形状に作り上げた作品です。
電子パーツである「抵抗」は非常に小さな部品なので本当に少しづつしか作業が進行しません。
現在のところ、使用した抵抗の数は約4500個です。
完成するまでには、その数はもう少し増えることになりそうです。
細胞と電子パーツ
「iPSパーツ」というタイトルは次世代の医療技術として注目を集める「iPS細胞」にちなんで名づけたものです。
現在の技術でいくらでも量産が可能な「電子パーツ」を、「細胞」という簡単には創りだすことが出来ないものに見立てて、人体の一部分を表現しました。
それが「iPSパーツ」という作品シリーズのコンセプトです。
人体を構成する最小単位である細胞と、電子パーツというものの存在に共通点が多いような気がしたのが制作のきっかけです。
まとめ
最近は、作品が形になってきたのもあって制作の時間を多めにとるようにしています。
ラストスパートです。
一応、5月中に完成することを目標に作業しています。
関係ない話ですが、このくらいの密度感が出るくらいまで作りこんでくると、写真撮影の時にカメラのピントを合わせるのが楽になってきました。
先月はこれだけの密度感がなかったために、カメラのオートフォーカス機能がうまく働いてくれなくて、マニュアルフォーカスで焦点を合わせたりしていました。
作品が完成に近づくとテンションが上がってきますね。
制作も大詰めなので頑張っていきたいと思います。