【試聴レポート】春のヘッドフォン祭2014:Part3 SENNHEISER、KEF、他

春のヘッドホン祭 2014 中野サンプラザ

5/10~11の2日間に渡って開催された「春のヘッドホン祭2014」試聴感想レポート、Part2の続きです。

試聴レポートPart1 [SHURE][final audio design][YAMAHA][WESTONE]

試聴レポートPart2 [MH audio][SOUND WARRIOR][音茶楽][ATOMIC FLOYD][ortofon]

試聴レポートPart4 [FitEar(須山補聴器)][KuraDa][Bang & Olufsen][ULTRASONE]

スポンサーリンク
ad1

【春のヘッドフォン祭2014】試聴感想レポート[Etymotic Research][STAX][SENNHEISER][audio-technica][KEF]

Etymotic Research

春のヘッドホン祭 2014 エティモティックリサーチ
Etymotic Research(エティモティック・リサーチ)のブースにも立ち寄りました。

エティモティック・リサーチは耳栓のような3段キノコが特徴的な、非常に遮音性の高いイヤホンを作っているアメリカのメーカーです。
同社の「ER-4S」というイヤホンは2000年に発売されてからずっとフラッグシップ機として君臨していることで有名な、ハマる人はハマるイヤホンです。
現在販売されているイヤホンの中では最も古い部類に入るイヤホンです。

僕もER-4Sは持っていて愛用している一人なのですが、そろそろER-4Sの次の製品が見たいなあという思いもありました。

そこで、スタッフのお姉さんに今後の新製品の予定はないのか訪ねてみましたが、残念ながら特に予定は無いそうです。

エティモティック・リサーチさんは毎回同じ製品をヘッドホン祭で展示している気がするので、そろそろ新しいものが見たいなあと期待してみたりします。

STAX

「STAX(スタックス)」のブースでは、カナル型のイヤースピーカー「SRS-002」を試聴させてもらいました。
春のヘッドホン祭 2014 STAX SRS-002
スタックスは普通のヘッドホンに使用されてるダイナミック型ではなく、「静電型(コンデンサ型)」という特殊なドライバーを使用しているメーカーです。
そのために普通のアンプでは音を鳴らすことが出来ないので、専用のアンプとセットで購入する必要があります。
また、スタックスの製品はヘッドホンやイヤホンではなく「イヤースピーカー」と呼ぶそうです。

そんなマニアックなメーカーではあるのですが、音は非常に良いことでも有名です。
フラッグシップ機である「SR-009」というイヤースピーカーも以前試聴したことはあるのですが、すごく感動したという記憶があります。

そんなスタックスですが、2011年12月に中国の企業に買収されてしまったということでも、話題になりました。
そのせいなのかわかりませんが、今回「SRS-002」を試聴したときに流れていた曲が中国語の歌詞の曲でした。

「SRS-002」は今回が初めての試聴でしたが、高音域が強めで綺麗な音だと感じました。
ポータブルも可能なバッテリーを搭載しているアンプとセットで販売している製品ですが、音漏れ防止や遮音性の観点からすると電車なんかで使うのは難しいかもしれません。
スタックスを気軽に試すことができるという意味では、非常に魅力的であると思います。
気軽に、と言っても45000円くらいするので非常に高価なのですが、スタックスの他のイヤースピーカーはもっともっと高いのでリーズナブル(?)と言えるかと思います。

SENNHEISER

「SENNHEISER(ゼンハイザー)」はさすがに人気メーカーだけあって、一部屋まるごとSENNHEISERの部屋でした。
SENNHEISERの部屋では、ちょうど席が空いていた場所に展示してあったハイエンドイヤホンである「IE800」を試聴させていただきました。
春のヘッドホン祭 2014 ゼンハイザー IE800
IE800は発売してからかなり時間が経っているのですが、興味がありつつも実は今までちゃんと試聴したことがありませんでした。

評判通り良い音のイヤホンですね。
いわゆるかっちり系の音ではなく、音楽的に聞かせてくれる?タイプのイヤホンだと思いました。

IE800の試聴を終えると、SENNHEISERの広報だという方が話しかけてきて「IE800についての感想を聞かせてください!」と言われたので、ついでにいろいろ聞いてみました。

個人的に気になっていたのが、IE800のケーブルの硬化現象です。
IE800のケーブルの表面が汗などでが硬化してしまうという報告が、インターネットのレビューを見ると複数ありました。
僕は汗っかきではないですが、イヤホンは夏に使うことが多いので気になるところです。

で、その件について聞いてみると、現在製造している製品ではそのようなことは全くないとおっしゃっていました。

その話を聞いてIE800がちょっと欲しくなりました。

audio-technica

audio-technica(オーディオテクニカ)も日本のメジャーなイヤホン・ヘッドホンメーカーの一つです。
こちらも一部屋を借り切って展示していました。
試聴出来たのは、「IM70」という赤いハウジングが特徴のイヤホンです。
春のヘッドホン祭 2014 オーディオテクニカ ATH-IM70
このイヤホンはダイナミック型のドライバーを2個使っているという変わった構成のイヤホンです。
現在のオーディオテクニカの製品で一番欲しいのはこのイヤホンかなあと思っています。
音質の良さと金額の設定のバランスがコスパの良さを感じるイヤホンです。

今回この部屋で一番の目玉である「CKRシリーズ」のイヤホンはいつも先客がいて、残念ながら試聴できませんでした。

オーディオテクニカのイヤホンはわりと地方の家電量販店にも置いてある可能性が高いのが良いですね。

他にもUSB接続のヘッドホンやワイヤレスヘッドホンなどが展示されていました。

KEF

春のヘッドホン祭 2014 KEF M500
「KEF」の「M500」というヘッドホンを試聴させてもらったのですが、かなり印象が良かったです。
「KEF」はスピーカーのメーカーとして有名なイギリスの会社です。

イヤホンとヘッドホンの業界に進出したのはつい最近のことです。
したがって、現在のラインナップは今回試聴させてもらった「M500」というヘッドホンと、「M200」というイヤホンの2種類のみです。

「M500」は存在自体は知っていましたが今回が初めての試聴でした。
春のヘッドホン祭 2014 KEF M500
実際に手にとってよく見せてもらうと、想像していた以上にコンパクトに折りたたんでキャリングケースに収納できるということにびっくりしました。
ポータブルヘッドホンには使い勝手の良さも大事な要素の一つだと思うので、これは大きなアドバンテージだと思います。

音質もかなり良くて魅力的なヘッドホンに思えました。
デザインもかっこいいです。

Part4に続く…

試聴レポートPart1 [SHURE][final audio design][YAMAHA][WESTONE]

試聴レポートPart2 [MH audio][SOUND WARRIOR][音茶楽][ATOMIC FLOYD][ortofon]

試聴レポートPart4 [FitEar(須山補聴器)][KuraDa][Bang & Olufsen][ULTRASONE]

スポンサーリンク
ad1
ad1

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です