今日はちょっと無茶な感じの長距離ドライブに行ってきました。
その主な目的は「浜松で餃子を食べること」です。
もちろん日帰りです。
今日は一日中運転していたのでかなり疲れました。
トータルで約10時間くらい運転していたことになります。
でも、たまにはこんな強行軍に打って出るのも楽しいかなと思って実行してみました。
山梨→浜松→静岡県側富士山付近→山梨
浜松餃子とは
そもそもどうして「浜松餃子」が食べたくなったのかと言うと、以前浜松まで行った時に食べた餃子の味が忘れられなかったからです。
「浜松餃子」と言うのは浜松の代表的なB級グルメの一つに数えられている食べ物です。
特徴としては円形のお皿に、これまた綺麗に円形に選べられて盛りつけられていて、必ず茹でたもやしが添えられている餃子です。
また、焼くときにも植物油ではなく、ラードを使って焼かれることが多いそうです。
皮は薄めで、非常にパリっとした食感が特徴です。
食感の良さとラードのコクが合わさって、軽快でありつつも重さを感じるような味の構成になっていて、それがちょっと癖になるような美味しさを作り出している餃子です。
実は約1年くらい前にも、浜松までドライブしに行って餃子を食べたのですが、そこの餃子が本当においしくてずっと忘れられません。
そのお店はインターネットでおいしい浜松餃子のお店を探して、辿り着いた場所だったのですが、家族で経営されているようなとても小さなお店でした。
お店に到着した時はあまりのこじんまりとした雰囲気に不安にもなりましたが、餃子の味は本当においしくて、感動しました。
今回もその小さな名店でも良かったのですが、せっかく行くのだから違うお店の味も知りたいと思いました。
そして、グーグル先生にお尋ねした結果、見つけたお店が今日餃子を食べに行った「石松」というお店でした。
「石松 本店」へ
石松は「浜松餃子 人気店」と検索して一番最初くらいに出てくるお店だけあって、到着した12時ちょうどくらいの時間には駐車場も座席もほぼ満杯でした。
駐車場には警備員さんが2〜3人くらいいたのでびっくりしました。
店内は僕達がお店に入った時点でちょうど満席になったようで、その後から入ってくるお客さんは入口付近で並んでいました。
すごく良いタイミングで到着できたと思います。
お店はすごく賑わっていましたが、店員さんはそのことに慣れているのか、てきぱきと仕事をこなしていたのが印象的でしたね。
次から次へと入ってくるお客さんをさばくという仕事は本来であれば、かなり大変なことのはずなのですが、流石だなと思いました。
浜松餃子を味わう
今回注文したのは「中(15個)」です。
ごはんセットもあったのですが、今回はお腹がそこまで空いているわけではなかったので、単品で注文しました。
ちなみに小は10個、大は20個で、中か大を注文するとTHE浜松餃子という雰囲気の円形に餃子を盛りつけてくれるのだそうです。
焼きたての熱々の餃子が、こんなにも美しい形に盛りつけられているのを見ていると、食欲をそそります。
味は、人気店だけあって当然ですが美味しかったです。
少し甘みを感じる酢醤油にラー油をたっぷり入れたものをつけていただきました。
皮がパリっとしていて、15個もの餃子が並んでいたにも関わらず飽きずに食べきることが出来ました。
また、中心に添えられたもやしがすごく良いですね。
もやしをたまに酢醤油につけたりつけなかったりしながら口に運ぶとそれがアクセントになって、その後に食す餃子の味がより一層引き立つような気がしました。
浜松餃子は見た目よりもずっしりとお腹に来るのですが、もやしがそれを緩和してくれている気がします。
本当によく出来ている食べ物なのだなあと感心してしまいます。
食べ終わる頃には店内と入り口は大混雑となっていましたが、すぐに座れたのは本当に運が良かったと思います。
意外とボリュームがあって、そこまで大食らいではない僕にとっては単品の中サイズの餃子でも十分にお腹いっぱいでした。
ごちそうさまでした。
道の駅 すばしり
富士山の最寄りの道の駅へ
浜松餃子を堪能したので、すぐにそのまま帰っても良かったのですが、それでは本当に浜松餃子だけを山梨からはるばる食べに来ただけで終わってしまいます。
それでは、少しもったいないと思ったというわけです。
そこで、一緒にドライブに来ていたうちの奥さんと相談した結果、まだ行ったことのない「すばしり」という道の駅に寄ってから帰ることにしました。
この道の駅に行く以外のもう一つの案としては、このまま浜名湖付近まで行って、名物のうなぎを味わいに行くというものでした。
しかし、それだとお腹が空くまで、何をすればいいの?ということになってしまいます。
何しろ、ぎょうざの石松に行くという目的以外はほぼノープランで浜松まで来てしまったために、この周辺に何があるのか全く把握していないのでした。
そこで、帰り道からちょっと遠回りになるけどついでに立ち寄ることができる場所にある「道の駅 すばしり」に行くことにしたのです。
「道の駅 すばしり」は富士山から最も近い位置にある道の駅なのだそうです。
「すばしり」のある場所は静岡県側ですが、もう少し走ると山梨県の山中湖付近に出るという、山梨県と静岡県の県境付近に位置しています。
道の駅はその土地のものを端的に楽しむことができるので、楽しいです。
うちの奥さんは道の駅に行くと、そこで売っている野菜を見たり買ったりするのが好きなのだそうです。
今回もその例に漏れず、持参したお買い物バッグいっぱいに野菜を買っていました。
道の駅はドライブの合間に立ち寄るための休憩スポットですが、同時にエンターテイメントでもあるのです。
富士山は見えなかった
「道の駅 すばしり」は富士山の直ぐ側にある道の駅というだけあって、天気が良ければ迫力のある富士山を見ることができるそうです。
でも残念ながら、今日は曇っていて全く見えませんでした。
山の方を見ると、どこもかしこもガスっていました。
まあ、富士山は山梨県側からいつも見ているから良いのですが。
条件が良ければ、この道の駅のレストランで食事をしながら富士山を見たりできるそうです。
今回は入らなかったのですが、「足湯」ができる場所があるそうです。
かなりいろいろ楽しめて、頑張ってる道の駅です。
はちみつがけ牛乳ソフトクリームが美味しかった
僕だけかもしれないですが、道の駅とか高速道路のサービスエリアに来ると必ず、どんなソフトクリームが売っているのかをチェックしたくなってしまいます。
地域によるのですが、近くに牧場とかかがある地域の道の駅なら、おいしいソフトクリームにありつける可能性が高いです。
もちろん「すばしり」のソフトクリーム売り場もチェックしました。
真っ先に。
で、発見したのが「はちみつがけ牛乳ソフトクリーム」というものです。
見た瞬間にこれは食べるしかないと思いました。
見た目は普通のソフトクリームですが、「富士山麓不老養蜂園のはちみつ」というなんだかすごそうな名前のはちみつがたっぷりとかけられています。
これ、すごく美味しかったです。
いわゆる”はちみつ”っぽい風味とかはあまり感じなかったのですが、牛乳で作られたソフトクリームの味にはちみつがすごく馴染んでいて、まるで「コンデンスミルクソフト」とか言われても信じちゃいそうな味でした。
非常に濃厚な甘さのソフトクリームですね。
このソフトクリームを味わえただけでも来た甲斐があったというものです。
まとめ
「道の駅 すばしり」を堪能した後は、おとなしく帰宅しました。
朝早くに出て、帰ってきたのはギリギリ日が落ちていない時間だったので、山梨から浜松に行って寄り道して帰ってきたにしては、かなり頑張ったのではないかと思います。
運転した時間は計算したら約10時間位でした。
車の運転歴がそれほど長くない僕にとっては、これだけの時間連続で運転したのは初めての経験でした。
今日は、ほとんど運転しているだけだった気もしますが、行ったことがない場所に行けたので、楽しいドライブになったと思います。
山梨から浜松まではさすがにかなり遠かったですが、日帰りで余裕で行けるということがわかったのは収穫でした。
次は日帰りでおいしいうなぎを食べに行きたいですね。
たまには多少無茶してでも、遠くまで行ってみるのも新たな発見があって良いかもですね。
おまけ
家に着く頃には、ちょうど夕飯の時間になってしまっていたので、家には帰らずにそのまま近所のうどん屋さんに吉田のうどんを食べに行きました。
吉田のうどんと言うのは、山梨の郷土料理の一つで、非常にコシのある硬い麺と馬肉やキャベツが添えられているのが特徴のうどんです。
富士吉田市付近の名物グルメです。
このお店は、開店して間もないお店なのですが、しっかりと作られているおいしいうどんを出してくれるので、最近のお気に入りのお店となっています。
ドライブの締めくくりは近所のうどん屋さんになってしまいましたが、食べ慣れた味で少しだけホッとしたような気分になりました。
ごちそうさまでした。