長期間に渡ってある種の「思い込み」をしてしまうと、それは現実のものになってしまうかもしれません。
アートと言うのは、アーティストがそう言う思い込みを視覚化するということだったりします。
先週、風邪を引いて数日間寝込んでいました。
その間は鼻水が止まらなくて、ずっと「ティッシュペーパー」のお世話になりっぱなしでした。
そして、今回の風邪は胃腸に来る風邪でした。
すごくお腹がゆるいのが続いていました。
今もちょっと調子が悪いのですが、トイレに行く回数が多くて大変でした。
「トイレットペーパー」の優しさのおかげで何とか乗り越えることができたと思っています。
本当に僕の生活にとって、ティッシュやトイレットペーパーは手放せないものです。
これだけ毎日のようにお世話になっているのならば、もはやティッシュペーパーを「信仰」しても良いレベルかもしれません。
まさに「ちり神(紙)」です。
そこで、感謝の気持ちを込めて、ティッシュペーパーを祭るための祭壇を作ってみることにしてみました。
ティッシュペーパーを神格化する
信教の自由
僕は風邪を引いた時に限らず、「ちり紙」と呼ばれるようなもの、特に「ティッシュペーパー」は常に手元にないと落ち着きません。
これは気持ちがわかってくれる人もいるかと思うのですが、花粉症の時期は特に使用頻度が高いです。
この時期は、本当にこの薄っぺらい紙切れが「神」のように思えてくるのです。
日本国憲法には「信教の自由」というものがありますよね。
ということは、「ティッシュを神として崇めるような行為」も許されるということです。
古くからあるけど、なんだかよくわからない宗教よりも、僕はネピアの箱ティッシュを信じます。
そんな思いがあって、「ティッシュを祭る」ための祭壇を作ることにしました。
祭壇を作る場所
この場所に祭壇を作っていくことにします。
横幅100㎝、奥行45㎝の狭い空間に、いろいろ(主にティッシュを)設置していきます。
照明
祭壇を作るにあたって、最も重要な要素の1つは「照明」です。
光がいい感じだと、自然と神々しく見えてくるものだからです。
そこで、近所のホームセンターで電球と、それを装着することができるソケットを買ってきました。
この電球を、箱ティッシュの背後の隙間に設置することで、後光がさしているようなイメージを演出します。
すでにこの時点でも、ただの箱ティッシュなのに、ちょっといい感じに見えますね。
ただのティッシュペーパーが、特別なものであるかのように見えてきました。
花を作る
祭壇というのは、「花」が飾ってあることが多い気がします。
仏壇とかにも花瓶に入った切り花が置いてありますよね。
ああいう感じのイメージです。
簡単ですが、こんな感じの「ティッシュの花」を作ってみました。
アルミの針金を中身に仕込んで、茎を表現してあります。
この花をいくつか作って、トイレットペーパーロールを花瓶に見立てて、挿しました
丸めたティッシュペーパー
この祭壇は、「ティッシュペーパーをたくさん使用した」ということに対する感謝を表したものです。
したがって、「使用済みのティッシュペーパーをイメージした形状に加工したティッシュペーパー」でこの場所を敷き詰めることにしました。
鼻水をかんで、ゴミ箱にぽいっと捨てる直前をイメージして、クシャッと丸めたティッシュペーパーです。
これを量産します。
このようなかんじで、床面を隙間なくぎっしりと埋めていきます。
一つ一つのティッシュを丸める度に、感謝の念を込めるのを忘れてはいけません。
全体にまんべんなく敷き詰めることができたら祭壇の完成です。
ティッシュペーパーを祭った祭壇
完成です。
ほとんどティッシュだけで構成されているのに、すごく神々しいですよね。
まさに「ちり神」です。
ついにネピアを神格化してしまいましたね。
僕にとってティッシュペーパーというものは、ずっと手放すことができないものです。
これからも感謝の心を忘れずにティッシュペーパーで鼻をかみ、トイレットペーパーで尻を拭いていきたいです。
まとめ
先週まで、風邪を引いていてずっと体調が悪くて、ティッシュペーパーにお世話になりっぱなしでした。
そんな事がきっかけになって、ティッシュペーパー専用の祭壇を作って、ティッシュペーパーを祭ってみました。
ある意味、僕にとっては本当にティッシュペーパーが神のような存在に思えます。
今はそうでもないですが、春と秋が花粉症で鼻水が止まらない僕にとってはまんざら嘘でもありません。
毎日トイレに行くと、誰でも(大のときは)必ずトイレットペーパーを使うはずです。
汚い話ですが、特に胃腸の調子が悪い(大が水のような)ときは、たくさんのトイレットペーパーを消費してしまうはずです。
ですから、実際のところ信仰の対象になっていてもおかしくないと思うのですよね。ちり紙は。
感謝しつつ、ティッシュペーパーやトイレットペーパーを使っていきたいです。
今後、5年位はこの「ティッシュペーパーの祭壇」をこの場所に飾って、毎日拝みたいですね。
※ティッシュがもったいないので、この後すぐに解体して箱に戻しました。