おとといココイチで5辛にチャレンジしました!
ビーフカレー5辛、量は普通、ほうれん草トッピングです。
「カレーハウスCoCo壱番屋」では皆さんご存知の通り、カレーの量とトッピングと辛さを自由に選ぶことが出来ます。
辛さは「〜辛」というふうに表記されていて、メニューには次のような辛さの比較が書かれています。
- 甘口 辛さが苦手な方や、お子さまにもオススメ。
- 普通 一般的な中辛程度
- 1辛 一般的な辛口程度
- 2辛 1辛の約2倍
- 3辛 1辛の約4倍
- 4辛 1辛の約6倍
- 5辛 1辛の約12倍
- 6辛 1辛の約13倍
- 7辛 1辛の約14倍
- 8辛 1辛の約16倍
- 9辛 1辛の約18倍
- 10辛 1辛の約24倍
6辛以上は5辛を過去に完食した人のみに限らせていただきますという注意書きがあります。
今回、トッピングにほうれん草を入れたのは、なんとなく辛さが緩和されるのでは?という期待と、今日は緑黄色野菜が足りないなあと思ったからです。
なんとか完食することは出来たのですが、本当に辛かった!
今になって思えばココイチに入店した時からちょっとおかしかった
実は、こうしてその様子をブログに書こうと思ったのですが、あろうことか写真を撮り忘れてしまいました。
何たる不覚。
あの時の精神状態を考えると、本当にどうかしていたのだなあと思います。
おとといの夜はどうかしていたんです。
奥さんと一緒にココイチに行こう!という話になったまでは良かったのです。
しかし、僕の心の奥にはいつかココイチの5辛にチャレンジしたいという野望がありました。
僕は、辛いものはかなり好きで、激辛なものもおいしく食べることができる!という根拠の無い自信があったので、いつかは食べたい、でもちょっと勇気が出ないとずっと思っていました。
先日、4辛を食べて全然余裕!と思っていたことからも自信がありました。
体調が特に良好だったわけでもありません、むしろ「今日はちょっとだるいなあ、お腹も調子悪いなあ」くらいに思っていました。
何故か、愛想の良い元気な店員さんに「辛さはいかがいたしますか?」と聞かれたら、気づいた時には通常の1辛の12倍の辛さである5辛を注文していました。
僕は、明らかに危険であろう辛さのカレーを注文した瞬間から動揺していたのだと思います。
まず、注文してから速やかに持ってきてくれたカレーの見た目と色がいつもと様子が違ったことです。
辛味の調味料を大量に混ぜているせいでしょうか、通常の辛さのカレーよりもどす赤く、ドロっとしていました。
また、匂いもカレーの香辛料の食欲をそそる良い香りの中に、明らかに刺激臭がコンニチワしていました。
本当に辛い
その後は、記憶が少しあいまいです。
一口目を口に入れた瞬間はまだ大丈夫でした。
しかし、二口目、三口目と口に運ぶ量が増えていくにしたがって、ボディブローのように舌と胃にダメージが蓄積していきました。
激辛ペヤングを食べたことがある人はわかると思うのですが、激辛ペヤングはすごく辛いです。
2015年2月 追記:異物混入問題のせいで、ペヤングがお店から消えてしまいましたが、激辛ペヤングはもう一度食べたいです。
ただし、激辛ペヤングの辛さは舌にビリビリ刺さるような辛さですが、すぐに過ぎ去っていく、そんな辛さでした。
しかし、ココイチの5辛には確かに「重さ」が感じられました。
口の内部にもダメージが相当量あるのですが、むしろ胃が異様な圧迫感と痛みに苛まされました。
そのせいか、口内で「噛む」という行為自体が恐ろしく感じられ、スプーンで口に運んだ本来美味しく食べるべきであるカレーを、水で流し込む作業に専念するようになっていきました。
この、地獄のスパーリングのような食事の終盤の頃には額に汗をびっしりかいていました。
なんとかこの苦行を乗り越えて自宅に帰還した後は1時間半くらいの間、放心していました。
もう、二度とこんな無茶はやめようと心にかたく誓ったのでした。
もう、カレーのことは考えたくない…はずだった
そんな状態なのになぜ、わざわざブログに書こうと思ったかというと、昨日突然お腹がきりきり痛みだしてに14:46~15:03までトイレにこもったことがきっかけです。
トイレから出たあと、おしりが痛くなりました。
食べている最中はもちろんのこと、次の日にもこんなダメージを受けてしまい、失いかけていた闘志に再び火がつきました。
というわけで、こうしてブログを書いているわけなのですが、写真を撮り忘れてしまったので、どうしてもイメージを伝えきれません。
そこで、「色」でカレーの辛さを表現してみたいと思います。
ちなみに僕は普通〜5辛までしか食べたことがないので、その範囲で表現してみたいと思います。
カレーの辛さを色で表現してみる
まずは普通の辛さです。
市販のカレールーの中辛程度とのことなので、ほとんど辛味は感じません。
辛さよりもカレーに入っている香辛料の香りで食欲が刺激される要素のほうが強いです。
しかし、「普通」を頼むのならココイチで食べる意味がない!と思ってしまいます。
1辛です。
ここから辛さを感じ始めます。
ココイチの辛さの基準が1辛の〜倍となっているのは、1辛から辛さの調味料を入れ始めるからなのかもしれません。
しかし、この程度では満腹になったとしてもなにか物足りなさを感じてしまうのではないでしょうか。
辛いものに対する欲求のある人間ならばもっと上の辛さのカレーを頼むほうが幸せになれると思います。
2辛です。
そこそこ辛いです。
このくらいの刺激があるとココイチに来てよかったなあと、かなりの満足感を得られるようになります。
程よく舌を刺激するそのカレーソースは胃に流し込むほどに食欲を刺激します。
辛いということを素直に幸せと感じることができる、そんな辛さです。
3辛です。
かなり辛いです。
僕がココイチに行って、一番注文する確率の高い辛さです。
人によっては食べられないくらい辛いと思うのですが、個人的にはこのくらいが一番おいしくカレーを味わうことができると思っています。
程よい刺激で夢中でおいしいカレーソースのかかったご飯を口に運ぶことができる、そんな辛さです。
4辛です。
ぶっちゃけ、3辛を食べることができる人は4辛も食べることが出来ると思います。
そんなに辛さは変わりません。
3辛をベースに少し辛さが増量した感じでしょうか。
ただ、3辛と違うのが胃に対してのダメージ量が明らかに違うということです。
食後すぐに鈍痛が腹部を支配しはじめます。
おそらく、舌は辛さの刺激に対して慣れている部分があるのに対して、胃は正直なのだと思います。
完食自体は全く問題ありませんが、食後に後遺症が残ってしまうという辛さです。
しかし、辛いものを制覇したという至福の感覚は、3辛よりも多く味わうことができるでしょう。
5辛です。
明らかに今までとは別物。
それもそのはず、4辛は1辛の6倍の辛さであるのに対して、5辛は1辛の12倍です。
おそらく4辛の2倍の辛味調味料が入っているのでしょう。
唐辛子か何かでしょうか、入れすぎて、ルゥと辛そうな赤い油が混ぜても混ざりきらずに明らかに分離しています。
カレーソースの飽和量を超えている証です。
4辛では、問題のなかった口内への刺激も段違いです。
先程も書きましたが、噛むという行為に恐怖心を感じるようになります。
噛むことによって、接触する表面積と時間が多くなるからです。
なぜ、こんな悪魔のような食べ物を注文してしまったのかと、味のことよりも自分の行動に対する後悔のことを先に考えてしまいます。
精神力の全てを使いきって食べきることができる、そんな辛さです。
全てを流しこむようにして胃の中に収めた後もまだ、戦いは終わっていません。
お腹がおかしい。
痛い。
しばらくの間、腹痛に耐えながら、遠くに行きかけた意識の中、考えるのです。
「もうカレーとか見たくない」と。
5辛を完食して2日経ってからの感想
なんか、不思議とココイチのカレー食べたいとか考えています。
あんなにひどい目にあったのにどうしてでしょう?
食べているときはあんなに苦しかったのに、もう忘れかけているのでしょうか?
今になって、5辛を食べたという幸せな充足感が押し寄せてくるかのようです。
いや、食べたいのだから空腹感なのかもしれないですね。
次にココイチに行ったら4辛から調整していつの日かまた5辛を食べてみたいですね。
サラニソノウエノカラサノカレーモタベタイデス
辛さの基準は人それぞれです。
この記事に書いてある感想は僕の個人的な感想ですから、あんまりあてにしないでくださいね。
以上、ココイチで5辛のカレーを完食した感想でした。