「2014年 八ヶ岳クラフト市」に行ってきました。
このイベントは一年の間で、夏と秋の2回開催されているそうです。
今年2014年の会期は7月19日(土)~21日(月)の3日間に渡って開催されました。
僕が訪れたのは19(土)、つまり初日のことでした。
会場を見て回ると地元で活躍している作家さんだけでなく、関西の方から来られている方もいて、かなり楽しく見させていただきました。
木工、陶芸、ガラス、金属などいろいろなジャンルのクラフト作品を見ることができるので、見ていてもなかなか飽きない感じが良いですね。
食べ物関係を売っているお店も多いので、ここだけで全てが完結する素晴らしいクラフト市だと思いました。
僕は大学時代は芸大の工芸科彫金を専攻していたので、クラフト関係のことは馴染みが深いのですが、久しぶりに現在活躍している作家さん達の空気を味わうことが出来て、変な話ですがやる気をもらった気がします。
幸い、僕達が行った時には晴れていましたが、この日の夕方くらいにものすごい豪雨が降ったようで大変だったみたいです。
八ヶ岳自然文化園クラフト市は楽しい
八ヶ岳自然文化園
八ヶ岳クラフト市は八ヶ岳自然文化園という長野県にある公園の一角で開催されていました。
この公園は初めて訪れたのですが、非常に広く、そして自然が多くて気持ちのよい場所でした。
ドッグランがあったり、パターゴルフを楽しんだりもできるようで、クラフト市がなかったとしてもかなり楽しめそうな公園のようでした。
八ヶ岳自然文化園のホームページを見てみると、冬はクロスカントリースキーなども楽しむことができるようですね。
雪が降る季節になったら、是非また訪れてみたいですね。
クラフト市会場
クラフト市の会場はテントがいくつも建っていて、そこで出店者の方々が展示や販売をしていました。
食べ物を売っているところもいくつかありました。
最初、カレーを売っているところを見つけて、後で食べたいなあと思っていたら、売り切れてしまっていたのか店じまいしていて、食べることが出来ませんでした。
残念!
クラフト市の会場は公園の一角でしたが、想像していたよりもたくさんの作家さんやお店が出店されていて、全部見て回るとかなりの充実感を感じました。
クラフト市で展示・販売されていたもの
このクラフト市で見させていただいたお店を紹介していきたいと思います。
木目が綺麗な木の器
こちらは木の器などを売っているお店です。
木の種類はひのきだということらしいのですが、非常に木目が綺麗でしたね。
また、手で持ってみると非常に軽かったのが印象的でした。
とても丁寧な仕事がされているのがよく分かる作品達でした。
手作りのスプーン
こちらは真鍮製のスプーンを作っている作家さんのお店です。
話を聞いてみると、かなりこだわったマニアックな作り方をしているスプーンもあったりして、個人的には見ていてかなり楽しいお店でした。
このおろし金スプーンを最後に買って帰りました。
にんにくなどをすりおろしたりするのに使うと良さそうです。
手で持って支える部分が長いので使いやすそうです。
羊毛フェルト
羊毛フェルトで作ったキャラクターを売っているお店もありました。
このお店の作家さんは、LINEのクリエイターズスタンプも作成して売っていたりしているそうです。
僕はLINEはやっていませんが、この鳥のキャラクターがかなり可愛いので、ちょっとほしいかもと思ってしまいました。
ふんどし
このお店ではアフリカの雑貨を扱っているお店のようでしたが、その中でも気になってしまったのが「ふんどし」です。
最近、ふんどしが静かなブームとなっているようですね。
噂によると一度身につけたら病みつきになってしまうのだとか…
カラフルな模様のふんどしがたくさん置いてありました。
このお店のお兄さんはふんどしを愛用しているそうで、銭湯なんかに行くときもふんどしをはいて行くそうです。
寝るときはふんどし一丁で寝ると、すごく楽なのだそうです。
良さそうじゃないですか、ふんどし。
というわけで、一つ買って帰ることにしました。
もしも、いい感じだったら、毎日使えるように何着か買ってみようと思います。
でも、ふんどしってどこで売っているのでしょうか?
天然酵母のパン
天然酵母を使っているというパン屋さんもありました。
どれもがすごくおいしそうだったので、お昼はここのパンをいただくことにしました。
どれを買うかとても悩んでしまったのですが、なんだかとても美味しそうに見えた、アンパンを買うことにしました。
形が非常に美しかったので、ついつい惹かれてしまいました。
コンビニとかで売っているパンと違って、非常に自然な味で、パン生地はもちろんのこと、あんこもすごく美味しかったです。
シナノーラ
パンだけだとちょっと、食べにくいので、隣のお店でコーヒーなどを売っている様子だったので、訪ねてみました。
このお店「松本マフィン」さんは、僕も参加する清水高原のアートフェスティバルに参加するそうで、パンフレットが置いてありました。
このお店では、飲み物を買いに行っただけだったのですが、ちょっと気になる商品を見つけたので、ゲットしてしまいました。
信濃の国のグラノーラ「シナノーラ」です。
最近、世間ではフルーツグラノーラがブームになっているようですね。
以前、うちの奥さんが手作りのフルーツグラノーラを作ってくれたことがあったのですが、これがまたホントにおいしくて、それ以来フルーツグラノーラは大好物になってしまいました。
見ていると、シナノーラもとてもおいしそうだったので、ついつい買ってしまいました。
あまり量が入っていないので、大事に食べたいと思います。
陶器製の鉢カバー
2014年八ヶ岳クラフトフェアでは陶器を扱っているところがかなりたくさんあったように思います。
この、陶器を売っている作家さんのお店は、かなり展示の構成がカッコ良かったのが印象に残っています。
その中で、うちの奥さんが「すごくいい!」と言って、真剣に見つめているのが、陶器製の鉢カバーです。
後で聞いてみたら、ちょうどこのくらいのサイズの鉢カバーが欲しかったらしく、衝動買いしていました。
素焼きのような素朴な質感にも見えて、良い意味で陶器の質感ぽくないのがいい感じです。
ガラス製の照明
ガラス作品を扱っている作家さんのお店でも買い物してしまいました。
このガラス作家さんは、吹きガラスを専門に制作されていて、泡が入っているような自然な雰囲気の器がかなり好みでした。
その中でも、僕達が一番気に入ったのは、テントにぶら下がっていたガラス製のペンダントライトです。
再生ガラスを使用した作品ということで、泡が沢山入っているのが特徴なのですが、それがとてもよい感じでした。
うちの奥さん曰く「海の底から上がってくる泡みたい」とのことです。
非常に気になった作品だったので聞いてみると、思っていたよりも値段も安く、ちょうど寝室用にペンダントライトがほしいと思っていたところだったので、お持ち帰りさせていただくことにしました。
MHaudio
最後に、いつもお世話になっているMHaudioさんのテントに行きました。
実は、この八ヶ岳クラフト市を知ったのはMHaudioさんのブログを見たからだったりします。
なんだか追っかけのようで恥ずかしいのですが、このクラフト市は僕が住んでいる山梨からも近いので、紹介されたら行くに決まっていますよね。
実際に非常に楽しいイベントだったので、MHaudioさんには感謝です。
ということで、野外でも良い音のするWAON(木製のスピーカー)の音色を、少しの間楽しんでから、八ヶ岳クラフト市の会場をあとにしました。
まとめ
八ヶ岳クラフト市には今回初めて行きましたが、予想よりもずっと楽しくて、買いものもたくさんしてしまいました。
久しぶりにクラフトマンの方々の熱い情熱のようなものを感じることができて、そんな意味でも行けてよかったと思います。
僕も頑張って作品作らねば!と思いました。
最近は、東京にいた頃と違って、あまり他の作家さんと接する機会が少ないので、こういうイベントは刺激になって良いものですね。
八ヶ岳自然文化園のある長野県には、このようなクラフト作品を作っている作家さんたちや、このクラフト市のような作家さんが活躍できる場所が多いのは素晴らしいことだと思います。
また、長野県は食べ物もおいしくて、土地も広々としていてとても良い所だと思います。
ちょうど帰る直前に雨が降り始めたところだったので、運が良かったですね。
この後、ものすごい豪雨になってびしょびしょになって大変だったそうです。
僕が現在住んでいる、山梨県からも長野県は近いので、また何かの時には遊びに行きたいと思います。