東京芸大の大浦食堂でしょっぱい味噌汁を飲んだら懐かしい気持ちになった

東京芸術大学卒業・修了作品展 2014

昨日、母校の卒展を観に行ってきました。
東京芸大の門をくぐるのは去年の卒展以来なのでちょっぴり緊張しました。
でも、展示会場に行って作品を眺めているとよく知っている顔がちらほらあって、いろんな人に声をかけてもらってとても楽しい時間を過ごさせていただきました。

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[2014年] 東京藝術大学卒業・修了作品展を観に行きました。

会期は日曜日から

会期は1/26㈰~1/31㈮です。
昨日は初日でした。
最終日の入場は12時までです。

この日程だと、初日に行くしかないですよね^^;
会場は、たくさんのお客さんであふれていました。

おかげで、会えると思っていなかった、すでに卒業してしまっている同級生とか後輩にたくさん出会えたので良かったのかもしれません。
やっぱり皆、休日に来ますよね。

展示している学生やお客さんからしたら、土日が両方とも会期だったら良かっただろうに、どうしてこんな日程になってしまったのでしょう。

会場は大学構内と東京都美術館

会場は、基本的には大学構内と大学美術館です。
僕の所属していた工芸科の卒業生は、学部は東京都美術館、修士は大学美術館と正木記念館で展示していました。
僕が在学していた頃は、東京都美術館は改装前だし、修士は大学美術館しか展示場所が割り当てられていなかったので、ギュウギュウ詰めで狭い中で展示していたので、ずいぶん環境が良くなっていたように感じました。
ちょっとうらやましかったですね。

会場の写真をいろいろお見せしたいところですが、ブログに載せたりしたら先生に怒られそうなので一切撮りませんでした。

芸大には2つの学食がある

さて、卒展に行ってきたことを書いている記事なのに、会場の写真が一枚もなくてさびしいので、代わりに芸大の学生食堂の話をします。

東京芸大には、学食が2つあります。
道路を挟んで美術学部と音楽学部が分かれているのですが、音楽学部側にあるのが「キャッスル」、美術学部側にあるのが「大浦食堂」です。

もちろん、美術系の学生がキャッスルで食べたりしても大丈夫です。
むしろ、僕はどちらかというとキャッスルでお昼を食べる日が多かったですね。
キャッスルは懐かしい感じの洋食屋さんみたいなかんじのメニューで、僕の中での一番人気はハンバーグです。
一枚のプレートにデミグラスソースがかかったハンバーグとキャベツの千切りとライスが乗っているシンプルな料理ですが、おいしくて安くてこれだけでお腹いっぱいになるので、毎日のように食べていました。

関係無いですが、インターネットで調べたら食べログにキャッスルと大浦食堂って普通に載ってるんですね。
知りませんでした。

スピード対決

昔話なのですが、僕は学生時代は食事の時間や休む時間を削ってでも作品制作する時間が欲しい!と思ってしまうせっかちな性格だったので、キャッスルでお昼をいただくときは全速力で食事をしていました。
混んでいると注文するとき時間がかかって嫌だったので、わざわざ時間をずらして2時とか3時くらいに食堂に行くようにしていました。
制作している彫金のアトリエを出て食事をしてアトリエに戻るという、移動も含めた食事時間は、大体10分~15分くらいというスピードです。

そんな調子で、ある意味マイペースで食事をしていたので、いつも一人でお昼ご飯を食べていました。
でも、大学院2年になってあと半年ほどで卒業するという頃に、僕のこの考えに賛同してくれる友達が出来て、いつも二人で遅い時間に昼ごはんを食べにキャッスルに行くようになりました。
そうやって二人で食べる早さを競うように食べていると、途中からゲームのようになってきて、いかに早く制作に戻れるかというのを意識しながら食べるようになってだんだんスピードが上がってきました。
とにかく早く食べるためにスプーンにのせる一口分の量を多くしてみたり、この料理の構成ならばここから手をつければ効率が良い!とか研究しました。
最終的には確実に10分切れるようになって大体8分~9分くらいになっていました。
もう、ほとんどスポーツみたいなものですね。

大浦食堂でお昼ご飯

話がずいぶん脱線しました^^;

卒展の展示会場では、懐かしい人にたくさん出会いました。
ずいぶんといろんな人と話し込んでしまいました。
皆変わりが無いようで何よりでした。
で、会場で久しぶりに会った、同じ工芸科彫金研究室に所属していた同級生とお昼を食べることになりました。
昨日は音楽学部の方がセンター試験の会場になっていて、入れなそうだったので、美術学部側の大浦食堂に行くことにしました。
卒展の期間中なので、日曜日でも営業していました。

大浦食堂は大学美術館のすぐ裏です。
席は、建物の中にもあるのですが、外にもテーブルと椅子が用意してあります。
外の席で偶然にも、今は社会人でバリバリ働いていて、学生時代は同じ研究室に所属していた後輩二人を発見して、ちょうど食べ始めるところだったので、ご一緒させてもらうことにしました。
大浦 日替わり定食
二人は、仲良く同じ日替わり定食を食べていました。

僕は、定食でも良かったのですが、混んでいて行列ができていたので、メンチカツサンドを買って食べました。
食堂の入り口付近に置いてある、サンドイッチや飲み物は定食などとは別の場所で会計をしてもらえるので混んでいるときは便利です。
大浦 メンチカツサンド
僕は密かに、大浦食堂で一番おいしいのは、この揚げ物が挟んであるサンドイッチだと思っています。
一番好きなのは、サーモンチーズサンドなのですが、ざんねんながら売り切れのようでした。
大浦 メンチカツサンド 食べかけ
この、メンチカツサンドもカツの衣がカリッとしていて、とても美味しかったです。
ごちそうさまでした。

まとめ

外の席に座っているといろんな人が通るので、いつの間にか知り合いが集まって、プチ同窓会のようになっていました。

学校を卒業してしまうと、どうしても仲の良かった友人とも疎遠になりがちです。
こういう機会に、特に連絡をとっていなくても、自然と集まってくるのは良いことだと思いました。
来年もまた、出会いを求めて?芸大の卒展を観に行こうと思います。

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