実は、急な話だったのですが、ハンドメイドオーディオメーカーである『MHaudio』さんから以前製作したiPhoneケースを、ヘッドホン祭で展示しないかと言うお話を頂きました。
そんなわけなので、本日は大急ぎで中野にまで行ってまいりました。
去年も今回と同じように、作ったものや加工したものをいろいろと展示販売をしていただいたので、毎回のようにお世話になっちゃっているかんじですね。
ヘッドホン祭りは年に2回開催されるポータブルオーディオのお祭りです。
今回は春のヘッドホン祭2015です。
各メーカーのイヤホンやヘッドホンを試聴したりとか、メーカーの人と直接話すことができるという、非常にマニアックな楽しいイベントです。
関連:春のヘッドフォン祭 2015「フジヤエービック オンラインショップ」
中野サンプラザにて、明日5/17の18時まではやっているので、興味のある方は是非、足を運んでみてください。
今回はあまり時間がなかったので、MHaudio&アコースティックフィールドコーナーくらいしか見ることが出来ませんでしたので、そこをメインに紹介していきたいと思います。
相変わらずものすごく人が多いです
ヘッドホン祭りの会場は中野サンプラザの6F、11F、13F、14F、15F、という5階分を借りきって開催されています。
以前と比べてずいぶんと広くなったにもかかわらず、相変わらず多くの人でごった返していました。
到着したのは開場となる11時よりもちょっと前だったのですが、すでにものすごいたくさんの人が並んでいました。
エレベーターで上の階にまで行かなくてはならないので、1階のエレベーターホールから行列がズラ〜っと出ていて、それが地下まで続いているような状態でした。
いやぁ〜、地下のフロアは空調が効いていないのか、なんだか暑苦しかったですね。
早めに行って並んで、ヘッドホン祭の特売品とかを狙っている人は相当な覚悟が必要ですね。これは。
MHaudio&アコースティックフィールド
さて、僕は無事にエレベーターに乗って上階に到着してからどこに向かったのかというと、他の人の流れとは外れて、15階にあるMHaudio&アコースティックフィールドコーナーに向かいました。
これが、MHaudio&アコースティックフィールドブースの様子です。
他のところよりも、いろいろな物が置いてあって、なんとなく楽しげな雰囲気じゃないですか?
ポータブルヘッドホンアンプ『HA-1』やそのレザーケースと一緒に置かせてもらっているのが、僕が制作したiPhoneケースです。
手作業で制作した真鍮製のオリジナルケースです。
主に糸鋸を使って作業をしています。
それとスマホ用のクリップタイプのスタンドとかも置かせてもらっていますよ。
こちらは、以前やらせていただいた特殊加工を施した真鍮製のボリュームツマミです。(右真ん中の一つだけは別の方の作品です)
ヘッドホンアンプだけではなくて、「ツマミ」を取り付けることができる機械だったら何にでも取り付けることが出来ますよ。
こちらは以前作った、HA-1の特殊カスタムモデル「tsumuji」です。
鏨を使って一本一本の線を彫って、「毛」のような質感を表現したマニアックなポタアンですよ。
う~むこうして見てみると、けっこういろいろと置かせてもらっていますよね。
なんというか恐縮な気持ちになってしまいますね。
ワクワク感がすごい
ツマミ関係の物は人気なのだそうで、いろいろと展示されていました。
写真手前の列の7つのツマミは、真鍮をベースに特殊なメッキ加工をしたツマミです。
これらは、購入すればその場で手持ちのアンプに取り付けてくれますよ。
ツマミってけっこう目立つ部品ですから、この部分が変わるだけでポタアンの雰囲気がかなり変化しちゃうのですよね。
これだけたくさんのアンプが並んでいると、なんとも壮観ですね。
MHaudioさんの製品というのは、全部ハンドメイドで作っているので、こうして見ていても同じものが1つとしてないのが良いですよね。
どれもが非常に個性的に思えてきちゃいます。
アンプとプレイヤーを繋ぐためのケーブルも販売されていました。
オーディオ用のケーブルって、すっごくアートな存在だと思うのですよね。
見た目的にもかわいいし、ケーブルって好きだなあ・・・
それと、MHaudio特製のスピーカーも展示してあって、実際にその場で自分のプレイヤーにつないで試聴することが可能です。
見ていると、けっこう多くの人が自分のお気に入りの音楽を流して楽しんでいる様子でした。
僕も愛用している木製スピーカー「WAON」と、陶器製スピーカー「KION」がいい感じの音を奏でておりましたよ。
HPL音源
MHaudioさんの代理店である「アコースティックフィールド」さんの展示も非常におもしろいです。
最近話題のHPL音源を試聴することができちゃうのです。
HPL音源と言うのは、ヘッドホンリスニングをより自然に行うために開発した音源なのだそうです。
なので、実際にこの技術が使われている音楽をイヤホン・ヘッドホンで聞いてみると、広がり感のある感じの音で非常にいい感じなのですよね。
(e-onkyoでダウンロード可能なのだそうです)
僕は素人なので、技術的なことは全くわからないのですが、是非とももっと広まってほしいなあと思う技術だと思います。
ヘッドホンで音楽を聴くことが多いですからね・・・
まとめ
春のヘッドホン祭2015に行ってきました。
非常に駆け足な感じで、MHaudio&アコースティックフィールドブースに絞っての紹介でした。
これだけ盛りだくさんに、いろんなジャンルの物が置いてあるブースは、ヘッドホン祭の広い会場の中でも少ないのではないでしょうかね。
ハンドメイドオーディオやデジタルな音源などが一緒の場所に存在していて、ホントちょっとカオスな印象すらあるのですけど、それが逆にいい感じであるように思いましたよ。
非常にワクワクする内容の展示風景でした。
ヘッドホン祭りというポータブルオーディオのイベントなのにiPhoneケースを置かせていただいて、なんとも不思議な感じではありますが、iPhoneだとかも一応オーディオプレーヤーではあるので、そのケースも「あり」ということなのですかね。
自分の作ったものをわざわざ置いて頂いているMHaudioさん、アコースティックフィールドさんには感謝感謝です。
次は、もうちょっと他のところとかもゆっくりじっくりと見て回りたいですね。
と言っても展示している企業の数も非常に多いので、次回は事前にリサーチして絞ってから行くべきですね。
人も多いし、全部回っていると疲労感が半端ないことになりそうです。
いろんな企業があるわけなのですけれども、楽しい展示になっているので、是非とも15階のMHaudio&アコースティックフィールドブースにも立ち寄っていただけると嬉しいです。