先週の土曜日「つけめんTETSU 六本木ヒルズ店」に昼ごはんを食べに行ってきました。
上の写真は店構えの写真を撮り忘れてしまったので、前回行った時の写真です。
前々から気になっていた、六本木ヒルズ店限定の「中華そば」を注文しました。
中華そばはとんこつではなく煮干でスープを作っているそうです。
本来、つけめんの専門店であるはずのTETSUですが、この店舗だけで食べることができる中華そばもその味の遺伝子を受け継いでいるように感じました。
つけめんTETSUの中華そばはつけめんじゃないけどTETSUの味
今月2度目の訪問
実は、つけめんTETSU 六本木ヒルズ店には今月は2度目の訪問です。
地下鉄の日比谷線を降りて六本木駅の六本木ヒルズ方面の改札を降りたすぐの場所にあるお店です。
たまたま六本木の美術館で見たい展覧会があったので、せっかくなので再びここでランチを頂くことにしました。
つけめんTETSUは東京に住んでいた時から大好きなお店で、千駄木にある本店には家と職場が近かったこともあってちょくちょく通っていました。
今月の始めの頃、つけめんTETSU 六本木ヒルズ店を訪れた時はあつもりの大盛りを注文しました。
TETSUのメニューの中ではあつもりが好きなので、一番注文する確率が高いです。
しかし、今回は最近行ったばかりだったこともあり、メニューの中でずっと気になっていた「中華そば」の大盛りを注文することにしました。
店の外に飾ってあるメニュー表によると、なんと六本木ヒルズ店限定のオリジナルレシピなのだそうです。
これは楽しみです。
見るからにおいしそうな中華そば
少し早めの時間に到着したおかげか、食券を買うと並ばずにすぐに席に案内されました。
六本木ヒルズ店は千駄木の本店と違ってわりと広々としていてテーブル席もあります。
TETSUの店員さんはいつもいそがしいそうに働いていて、お客さんとの接し方も丁寧で好印象です。
僕も人気のラーメン屋でバイトをしていたことがあるので本当に大変な仕事だということを知っています。
関係無いですが、店の入口のTETSUのバイト求人の貼り紙を見ると時給が高くてびっくりしました。
そんなことを考えていると、すぐに中華そばが運ばれてきました。
見たところ、つけめんと違ってかなりの細麺です。
茹でる時間が短く済むので出てくるのが早かったのだと思います。
煮干しでスープを作っているとは思えない芳醇そうなスープです。
食感が非常に良い細麺
麺はかなり細麺ですが、つけめんの麺と同じくかなり歯ごたえのある食感が印象的な美味しい麺でした。
TETSUのつけめんの麺は太麺でワシワシとした食感でかなり食べごたえのある麺なのですが、中華そばの麺は噛むとプリップリッという音が聞こえてきそうな感触です。
博多のとんこつラーメンのバリカタくらいの硬さの麺にも似ていますが、TETSUの中華そばの麺はそれよりは少し太くて、食感も独特なものに感じました。
どちらかいうと「弾ける」ような歯ごたえです。
TETSUのつけめんの麺をそのまま細くしたような、不思議な麺でした。
中華そばの麺でこんなにも食感を楽しめるものに出会ったのは初めてで感動しました。
濃厚な煮干しのスープ
中華そばのスープはつけめんのスープに比べるとさらっとしています。
しかし、一口スープを飲んでみるとかなり濃厚なスープに仕上がっていることがわかります。
スープをレンゲで少量すくって口に運んで見ると、煮干しの良い香りがします。
しかし、臭みはなく、煮干しのおいしい味だけを抽出したような旨味のあるスープです。
このスープは中華そばの細麺とよく合います。
中華そばの麺が細麺なのは、スープと絡みやすくするためだと思われます。
この細麺は香りの良い中華そばのスープと調度良いバランスで絡むように計算されています。
細麺の弾けるような食感とスープの旨味を同時に味わうことで、よりおいしく感じることでしょう。
逆につけめんのスープは濃厚なとんこつスープでかなりドロっとしていて、極太な麺でもよく馴染んでおいしく食べることが出来ます
僕はラーメンの中ではとんこつスープが一番好きなのですが、TETSUの煮干しで作ったという中華そばのスープはコクがあって、同店のつけめんの味に通じるものがあるように思いました。
煮干しのスープととんこつスープが共通している味だと言うのはおかしな話ですが、何故かそんなふうに感じました。
濃厚な味のスープですが、隠し味的にゆずの皮が入っていて、時折ゆずの風味がふわっと香って、さっぱり感も感じました。
テーブルに置いてあるブラックペッパーと揚げ葱を途中で入れてみたのですが、スープの味と合っていてよりおいしくなりました。
大盛りを頼んだにもかかわらず、最後まで飽きずに食べきることが出来ました。
ごちそうさまです。
まとめ
つけめんTETSU 六本木ヒルズ店限定のオリジナルレシピである中華そばは中華そばでありながら、TETSUのつけめんの味を受け継いだレベルの高いラーメンでした。
つけめんTETSUはハズレが無いですね。
濃厚なとんこつスープに魚介の出汁の入っているつけめんやあつもりは、ドロっとした濃厚なスープが特徴です。
中華そばはどちらかと言うとさっぱりしていて、煮干しの芳醇な香りと味を楽しむことが出来ます。
両者に共通するのは最後まで飽きずに食べることができる工夫がされていることです。
TETSUのスープは全体的にそんなにしょっぱくないのが良いですね。
次にいつ行けるかはわかりませんが、また食べに行くのが今から楽しみです。