先日、秋葉原のヨドバシに行ったのですが、お手頃な価格で、良さ気な雰囲気の「USBファン」を見つけたので購入してまいりました。
ELECOMの「FAN-U30BK」という機種なのだそうです。
実は、我が家にはエアコンがありません。
今のところは、冷房が無くても全く問題なく過ごせております。
でも、これからの季節、非常に暑くなってきますよね。
そこで、デスクに置くことができるような小型で、USBから電力を供給して駆動する扇風機が欲しかったというわけなのです。
実は、これを買ってみた一番の理由というのは、自分を冷やすためではなくて、iMacを冷やすためだったりするのです。
本格的に部屋の気温が暑くなった時に、冷房も無い状態でMacを使い続けるのはちょっと不安だったからです。
少しでも、空気の通りを良くして熱を放散することができれば良いのですが・・・
「ELECOM FAN-U30BK」を買ってみた!
現在住んでいる家はマンションなので、狭いです。
そこで限られたスペースを妻と2人でいい感じに共有するために、お互いのデスクをパーテーションで区切るような形で、有効活用しています。
こんな感じです。
木製のパーテーションにピッタリとくっつけるような感じでiMacを配置しています。
なので、どうしても排熱するためのファンのある裏側に熱がこもりやすいようなのですよね・・・
普段、ブログを書いたりする程度ならば問題ないのですが、例えば動画編集などのようなCPUに大きな負荷のかかる作業をするときは、けっこう熱くなっちゃうのです。
ある程度は熱くなっても大丈夫なはずですが、できれば冷やしながら使うほうがマシンの寿命が長くなるはずです。
以前、MacBookPro用として放熱スタンドを自作してみた事があるのですが、iMacはそういうわけにはいかないですからねぇ・・・
こもってしまう暖気を、風を送って逃してあげるくらいしか対策は無いのではないでしょうかね・・・
というわけで、iMacの裏側付近の風の通りを良くするためにUSBファンを買ってみたというわけなのです。
開封の儀!?
開封の儀!といきたいところですが、ごく普通の梱包だったので省略します。
「1920円」ということで、けっこうお手頃な価格でした。
この手の製品ってプラスチックで出来ていて、ものすごくちゃちい印象のある物が多いですよね。
その点、FAN-U30BKは表面が金属に黒い塗装が施されているような仕上げになっているので、価格の割にはあまり安っぽい雰囲気が無いのが、わりといい感じに思えます。
ちょっとレトロな印象もあって良いですよね。
ちなみに、プロペラは軽量化を狙ってかプラスチック?製なので、その部分だけは安っぽいです。
USBケーブルで電源接続
本体からはUSBケーブルが伸びています。
ケーブルの長さは1.0メートルだそうです。
これを、Mac(PC)のUSBポートに挿すことで、電源として使用することが出来ます。
余談ですが、ちょっといいなと思ったのがモバイルバッテリーでも、運用が可能な点ですね。
手持ちのモバイルバッテリーで試してみたのですが、普通に使うことが出来ました。
うちわの代わりに持ち歩くと、おもしろいかも!?
裏側を見ると、スイッチがあって、これを「ON」「OFF」することで、ファンを動かしたり止めたり出来ます。
わざわざUSBケーブルを抜き差しせずに済むので便利ですよね。
イラストがちょっとおもしろい
またまた余談ですが、梱包自体は普通だったのですが、このUSBファンの入っていた箱に書いてある絵がちょっとおもしろいです。
ブワ〜っと突然の突風が吹いてきたかのような風力で煽られながら、若い男性がメガネをクイッとやりながらキラキラしているイラストです。
メガネのズレは気になるのにも関わらず、飛び散っていく書類には全く興味をしめす様子がないところがすごくシュールですね!
なぜキラキラしているのかは、すっごく謎です。
本当に、これだけの風力がUSBの電力供給だけで得られるのならば、すごいことです。
これは期待できそうですね。(※イラストはイメージです。)
箱の側面に描いてある絵はもっとすごいです。
・・・これ、2つの解釈があると思うのです。
まず1つ目は、放り投げたFAN-U30BKを、バスケットボールのリバウンドのようにキャッチしていると言う図です。
もうね、この場合だと彼は必死ですよ!
一生懸命、キャッチしようとしすぎて靴とかズボンとか脱げちゃっていますからね。
パンツ見えてますよ〜
2つ目は、FAN-U30BKのパワーが強すぎてドローンのごとく浮き上がってしまって、それを「飛んで行かないで〜」と抑えているという図、という解釈です。
というかむしろ、この男性ごと一緒に浮き上がっているわけですから、「衣服が脱げてしまうくらい必死になって、しがみついている」と言い換えた方が良いかもしれません。
これ、屋内なら良いですが、屋外だったら際限なく浮き上がってしまうかもしれないですから、けっこう危険な状況の可能性もありますね。
・・・でもね、どちらの解釈だったとしても、ちょっとおかしいのがベルトってそんなに簡単に外れたりすることがあるのか?ということです。
もしかしたら、わざと脱いでる?
じっくりとイラストを眺めていると、自分でわざと脱いでいるようにも思えてくるから不思議です。
彼はそう言う趣味のある人なのかもしれませんね。
設置してみる
話がそれましたが、早速USBポートに接続して、ファンを回してみたいと思います。
iMacは裏面にUSBポートがあるので、いちいち手を伸ばして本体のUSBポートに接続するのは面倒です。
数も4つしかないから、すぐに埋まってしまいます。
そこで、iMacの向かって左下に設置してあるUSBハブに、このUSBファンを接続していきます。
このUSBハブは7つもUSBポートがあるタイプなので、iMac本体からの電力供給だけでなく、別で足りない分を補えるように電源アダプタが付属しています。
したがって、今回のようにUSBファンのような余計に電力を食う機器を接続したとしても、電力不足にはならないと思います。
スイッチを入れてみました。
自分の方を向けてみると、あのシュールなイラストほどではありませんが、ほどよく気持ちのよい風が来ますね。
紙がギリギリ飛ぶくらいの風力です。
USBから電力を取るということで、風力に関してはちょっと不安でしたが、これなら普通に使えるレベルです。
普通の扇風機には風力は劣りますが、デスクの脇において使用すると、至近距離なのでけっこう涼しく感じます。
パソコン仕事をしている時に、自分だけを冷やすには十分という印象ですね。
iMacの裏側を冷やす
さて、このUSBファンは自分用ではなく「iMac用」に買ったものなので、iMacの裏側に風を通すようなイメージで配置します。
実際にファンをONにしてみると、iMacの裏側をいい感じに涼しい風が抜けていくのを感じますね。
木製のパーテーションとiMacの隙間に手を差し込んでみると、以前は熱っぽい感じがありました。
しかし、今は普通に手のひらが涼しく感じますね。
具体的に、どのくらいの効果があるのかは未知数ですが、これで少しはマシに夏を乗り切ることが出来そうです。
まとめ
ELECOMの「FAN-U30BK」というUSBファンを買ってみました。
今まで、USB接続小型扇風機って正直言うと、そんなに興味ありませんでした。
しかし、実際に使ってみると、至近距離から微風を当てることになるので、かなり涼しくなる効果があるように感じたのは嬉しい誤算といったかんじです。
箱のイラストのように強烈な風が発生するわけではありませんが、使い方によってはこれで十分だという感想ですね。
今回はiMacの冷却用に買ったわけなのですが、そのうち自分用にも買ってみようかと思います。