先日、引越し前の最後の贅沢ということで、3泊2日のスキー旅行に行ってきました。
行ってきたのは、『白馬五竜&Hakuba47』という2つのスキー場が1つになっているスキー場です。
『白馬』というと、小さい頃からスキーをしてきた僕にとっては、「スキーと言えば白馬!」というイメージでした。
けれども、行ったことはない、という場所でした。
今回の旅行でやっと念願がかなったというわけですね。
しかし、たまたま運悪く白馬周辺は大雪が降っている日でした。
故に、大変な思いをしながらスキーを楽しむという、波瀾万丈なスキー旅行となってしまいました。
ちょっとくらい雪が降っているくらいだったら問題ないのですけどね・・・
特にスキーを滑った初日は雪だけではなく、ものすごい強風でした。
そのために途中でリフトが止まってしまいました。
大変でしたが、最終日は思いっきり滑ることが出来たし、ホテルの料理もおいしかったので、それでも十分に楽しめました。
『白馬五竜&Hakuba47』
『白馬五竜&Hakuba47』は、本来であれば2つのスキー場を行き来できるということもあって、非常に大きいスキー場です。
そのためにチケットも普通の紙製のものではなくて、ICチップを使ったもので、駅の自動改札みたいにして「ピッ!」とやってリフトに乗り込むのです。
今回は、リフトが止まってしまったために、2つのスキー場はコースが通行止めになっていて、行き来することは出来ませんでした。
したがって、今回は自分たちの車を使って白馬五竜からHakuba47へと移動したりしました。
1日目
2泊3日の旅行だったので、初日は長野県の観光をしました。
とりあえず、善光寺まで車を飛ばして行ってみたりして、ホテルのチェックインの時間まで時間を潰しました。
で、宿にまで行こうと白馬周辺に差し掛かると・・・
一変して、ものすごい雪景色でした。
天気予報で雪が降るとは聞いていたのですが、これほどまで雪だらけとは思っていなくてびっくりでした。
だって、もう3月ですよ!
ホテルに到着して、スタッフの人に聞いてみると「最近まではずっと晴れていたんですけどね〜」と言っていました。
どうやら、とても良いタイミングで白馬まで来てしまったようです。
と言っても、雪が降るというのは悪いことばかりではなくて、スキーを滑る上では雪がたくさん降るほうが良かったたりするのですよね。
雪質が良いと、スキーも数段楽しくなりますからね。
次の日を楽しみにしつつ、その日は床に入りました。
2日目
初日は『白馬五竜』を中心に滑りました。
と言うか『Hakuba47』には行けませんでした。
未だかつて経験したことのないレベルの雪でした。
特に風がやばかったです。
スキー場に到着してすぐにゴンドラリフトに乗って、スキー場にゲレンデの頂上の辺りまで行ったのは良かったのですが、シャレにならないくらいの強風でした。
一寸先しか見えないような吹雪で、ここから先は写真とかを撮るような余裕もなくなりました。
最終的には、僕達が頂上まで行くことができるペアリフトに乗ってすぐに、「強風のためリフトを運休します」という放送が入りました。
この時は本当にいろいろと覚悟しました。
風でリフトがひっくり返るんじゃないかと思いました。
もちろん無事生還したのですが、ゴンドラリフトももうすぐ止まってしまうとのこと・・
というわけで、そのまま下りのゴンドラに乗って下山しました。
その後は、下の方のゲレンデでスキーを滑ったのですが、やはり強風と雪で視界が悪くてかなり怖かったですね。
本来であれば白馬五竜からHakuba47にまで頂上付近のリフトを乗り継いで行くことができるのですが、この日はそのリフトが運休していて通行不可になっていました。
Hakuba47にも行きたかったですが、これではしかたがありません。
そんなわけなので、その日は早めにホテルにまで帰還することにしました。
そんなことがあったあとだったからか、ホテルの料理がおいしかったのがすごく嬉しかったですね。
特にびっくりしたのが、「雪鍋」ですね。
言ってしまえばすき焼きみたいなものなのですが、すごいのはその見た目です。
これ綿菓子なんですよ。
火をつけると、この綿菓子が一瞬にして溶けて、ちょうど良い塩梅のだし汁の味になるのだそうです。
聞いてみると「雪解け」をイメージしているのだそうです。
ちょっとしたエンターテインメントですね。
普段、あまりすき焼きというものを食べないのですが、これは味だけでも美味しいし、ビジュアルも楽しいです。
3日目
最終日です。
この日は再度、白馬五竜の駐車場に車を停めることになりました。
この日のうちに帰らなくてはならない日ではあるのですが、予定としてはスキー場に営業終了まで滑る予定でいました。
もちろん、「吹雪でなければ」ですけどね。
まあ、やっぱり雪は降っていたんですけどね。
でも、救いだったのは風がほぼ吹いていなかったことです。
そんなわけなので、雪はすごかったけれども普通にスキーを楽しむことは出来ました。
ただ、連日雪が降り続けたおかげで、どこもかしこも雪だらけでした。
スキー場のゲレンデというのは通常であれば圧雪されているのが普通です。
しかし、白馬五竜の方針なのか何なのか、ほとんどのコースが圧雪されていなかったんですよね。
普通に滑っているだけなのに、足が雪に埋まってしまって大変でした。
スキー板が見えなくなってしまうのです。
雪が重いです。
でも、それでも前日よりは全然マシだったのですごく楽しかったです。
実は、この日もなかなかHakuba47には行けませんでした。
まだ、ゲレンデの頂上付近のリフトは動いていなかったからです。
このままでは待っていても、いつ開通するのかわかりません。
というわけで、車でHakuba47にまで移動することになりました。
こちらに到着した時には、雪は弱くなっていてかなり良い感じでした。
しばらく滑っていると、リフトの運休も解消されて無事に2つのスキー場を行き来することもできるようになりました。
途中で急に風が強くなって、舞い散った雪で目の前が何も見えなくなることもありましたが、この日は体力の限界までスキーを堪能することが出来ました。
まとめ
やっぱりスキーは良いですよね。
今回のスキー旅行は『大雪』というハプニングもありましたが、存分に楽しめました。
今シーズンのスキーはもしかしたら今回で最後かもしれません。
また次の冬が来るのが楽しみです。
と言っても、今年から東京に引っ越してしまったので、今までのように気軽にスキーに行くことが出来ないかもしれないのが、ちょっと残念です。
それと、今回は宿泊した宿が良かったですね。
料理も美味しかったですが他にも、囲炉裏(屋外)で温まる事が出来たり、餅つき大会(毎日開催!)があったり、かまくらの中でこたつに入れたり、露天風呂にリンゴが浮いていたりしました。
ホントの事を言うとスキーをしないで、宿でのんびりしているだけでも、十分に楽しめそうな感じではありましたね。
引っ越しの前の最後に良い思い出が出来て良かったです。