頭を冷やす装置、「ブレインクーラー」を作ってみました。
Part1:制作編の続きです。
実際に装着してみて、その感想を書いていきます。
ブレインクーラーを装着してみた!
効果
髪の毛は、ちょうどこの日の午前中に散髪に行ったところで、かなりの短さです(3㎜)。
そのために、「ブレインクーラー」の冷たさがダイレクトに伝わってくるはずです。
最大限にその効果を体験する準備ができていると言うことですね。
ところでね、実は僕は怒っているんですよ。
特に何がどうというわけではありませんが、とにかく怒り心頭しています。
激おこです。
とにかく、言いようのない怒りを抱いている状態なわけです。
見てください。
シスの暗黒卿のようなフォースを放っているように見えます。
これは、完全にダークサイドに落ちていますね。
こんな状態の僕ですから、ちょっとやそっとじゃ収まりがつきません。
怒りを貯めこんでしまっている状態なのです。
これは早く冷やさなくてはなりませんね。
そこで、早速「ブレインクーラー」を装着してみたいと思います。
装着しただけでも、かなりひんやりしていていい感じです。
この時点で、「暗黒闘気を放っている人」から「ちょっと不機嫌な人」まで感情を落ち着かせることができました。
あとは、スイッチを入れるとどうなるのか・・・
スイッチオン!
ブゥゥゥン・・・
さらに「ひんやり感」が増しました!
なんということでしょう。
ひんやりとした頭頂部が、自分自身の感情をも和らげていくかのようです。
この表情を見てください。
思っていたよりも風は来ませんが、頭頂部のCPUクーラーが触れている部分だけが異常に冷たいです。
これはCPUが冷えるわけです。
すごい効果です。
少なくとも、怒りは一瞬で吹き飛びました。
【番外編】妻にも着けてもらった
せっかく作った装置(作品)を、僕だけで楽しむものはもったいないです。
うちの奥さんにも「ブレインクーラー」を付けてもらいました。
スイッチオン!
ニヤリ!!
なんということでしょう。
笑っています。
僕と違って、自然な笑顔がとっても良いですね。
結論としては「ブレインクーラー」は少なくとも人を楽しい気持ちにさせる効果はあるようです。
まとめ
技術の発達によって、パソコンを始めとするデジタル機器は、人間に近づきつつあります。
人間とパソコンが似ているということならば、パソコンの最も大事な部分であるCPUを冷やすためのパーツ「CPUクーラー」で、人間の頭も冷やすことができるのではないかと考えたのが、「ブレインクーラー」の制作の動機です。
結果、「装着すると頭頂部をものすごい勢いで冷やす効果がある」という事が分かりました。
人間の感情まで冷却する効果があるのかどうかは謎ですが、実際に装着していると、いろんなことを忘れることができたような気がしました。
今後、技術の発達によって、ますますデジタル機器と人間の差が少なくなっていくことでしょう。
20年後には、本当に人間の仕事のほとんどを機械が行う時代が来るのかもしれません。
「ブレインクーラー」というアート作品は、そのような近未来の技術の発展を憂慮して、コンセプトを考えました。
遠い未来には、CPUを冷やすように人間の脳も、機械を使って冷やすような技術が開発されるかもしれませんね。
Part1:制作編