現在、抵抗部品などの電子パーツをハンダ付けして立体作品を作っていくシリーズの作品を制作しています。
なかなか作業が進まないのですが、それでも毎日少しづつ制作しておりますよ。
ただ、この作品シリーズは作業内容が非常に細かいです。
つまり、使用するハンダゴテもそれなりに細かいものである必要があるのです。
現在お気に入りで使っているのはHAKKO DASHシリーズのハンダゴテです。
細かいパーツなんかもいい感じにハンダ付けすることができるので、愛用しているのですよ。
実はこのハンダゴテに出会うまでは、現在作っているような作品はうまいこと作れなかったのです。
それくらい、現在はこのハンダゴテに依存しているというわけなのです。
ただ、このハンダゴテ、どうやら生産終了?なのだそうです。
参考:[HAKKO] | はんだこて | HAKKO DASH (N452/N453/N454)
たまたまなのですが、HAKKOさんのホームページを見てみたら、「販売終了」「在庫無くなり次第終了」と書かれていたのです。
なので、大急ぎで予備のハンダゴテや交換部品を注文したりしましたよ。
愛用の道具というのは、なくなってしまうと、以前と同じようにものを作ることができなくなってしまったりします。
だから、非常に気に入っているハンダゴテが壊れる前に予備を買っておこうと思ったというわけなのです。
手に入らなくなる前に気づくことが出来て本当に良かったです。
便利な愛用の道具でも、生産側の都合で無くなることはよくある
ハンダゴテって、けっこう消耗品だと思うのです。
だから、販売終了とかそういうのがない場合であっても、予備を買っておくのはけして無駄ではないのです。
でも、こんなに便利で、性能の良いハンダゴテなのに、販売終了になってしまうというのも、なんだか納得いかないというかなんというかです。
ちょっともったいないような気がしてしまいますが、そこはきっと何らかの大人の事情があるということなのでしょう!
一応、後継機らしきものはあるみたい
一応、ダッシュシリーズの後継機らしきハンダゴテは存在しているようです。
参考:[HAKKO] | はんだこて | HAKKO DASH
でも、それが使えるものなのかどうかはわからないですね。
僕の個人的な好みに合うものかどうかは使ってみないとわかりません。
ちなみに現在使っているのは20wの「N453」というハンダゴテなのですが、新しいシリーズには15wのものしかないっぽいので、すごく微妙です。
今使っているハンダゴテはすごくお気に入りなんですけど、予備も壊れちゃったりしたらどうしましょう?と言う不安があります。
制作に使用しているメインの道具なので、けっこう切実な問題なのですよ。
まだ、しばらくは大丈夫だと思うのです、それまでに代わりになるハンダゴテを探さなくてはならないかも・・・
交換用部品も買ってあるよ
今回、ネット通販で交換用のこて先も注文したりしました。
ハンダゴテのパーツで一番消耗するのはこて先ですからね。
とりあえず、交換用のパーツも販売終了になるかもしれないですし、確保しとく必要があるのです。
本当だったら、もうちょいハンダゴテ本体と合わせて、いろいろと買いだめをしておいた方が良いのかもしれません。
5本くらい買っとこうかしら?
こんな文章を書いていたら、ちょっと不安になってきちゃいました・・・
まとめ
愛用の道具と同じ製品が手に入らなくなると、途端に今までと同じ作業ができなくなってしまうことって、よくあります。
ちょっと昔話なのですけど、僕は学生時代は工芸科の彫金研究室に所属していました。
金属工芸の一種である彫金では、いろんな工具を使って制作をします。
例えばタガネだとか金槌ですね。
でも、それらの道具を作る職人さんが、どんどんいなくなっているそうなのです。
実際のところ、僕が大学に学生〜助手という立場で通っていた時代でさえも、道具の質が徐々に悪くなっていくのを感じたことがありました。
金槌やタガネやヤスリなどの良い物がなくなったら、本格的に彫金をやっていくのはかなり厳しいと思うのです。
現在彫金を学んでいる学生は、かなり不自由しているのではないかな〜
まあ、ハンダゴテなんかの工業製品も、そう言うことがあるということなのでしょうね。
現在使っているHAKKOダッシュシリーズのハンダゴテは細かいところもハンダ付け可能で、かなり優秀な性能なハンダゴテだと思うのです。
でも、それが新しいシリーズに切り替わっていくというのは、(あまりハンダゴテ業界のことは知らないけど)時代の流れだとかそういうのがあったりするのでしょうね〜
もしも、現在僕が所有している予備のハンダゴテも壊れたりとかして、使えなくなったら困ってしまいますね。
しかし、形あるものはいつか壊れるものです。
将来的には、その時は必ず訪れるでしょう。
だからそれまでに、代わりとなるようないい感じのハンダゴテを探しておかなくてはありませんね。