今住んでいる家に引っ越してから今年で2年目です。
少しづつ、家具などを揃えていっているのですが、食卓を照らすための照明があまりよい商品が見つからず、まだ買っていませんでした。
イメージしている照明は天井から吊るすタイプで、いわゆるペンダントライトというタイプの照明です。
オシャレな雑貨屋さんとかに行くと置いてあることはあるのですが、良い物があっても高かったりして、なかなか手が出せずにいました。
ないのならば自分で作るしかない!ということで作ることにしました。
- LED電球40w型 電球色
- コード付きソケット
- 丸型引き掛けキャップ
ホームセンターに行くと面白そうなおもちゃ(工具)がたくさんあってワクワクしてしまってつい余計なものを買ってしまうのですが、余計なものを買わずに必要なものだけ買いました。
食卓をおいしく照らすために
コード付きソケットにLED電球を取り付けるとこんな感じです。
短く加工する
このままだとコードが長く、天井にガチっと取り付ける接続部もちょっとかっこ悪いので、容赦なくコードをぶった切って、「丸型引き掛けキャップ」を取り付けます。
これでスッキリしました。
あとは電球に取り付けるランプシェードを作るだけです。
真鍮板を切る
ランプシェードの材料は家に余っているものを使いました。
まず、どこの家庭にもある?1ミリ厚の真鍮板を用意します。
マジックペンと定規で大体のあたりをつけたら、ケガキコンパスでドーナツ状に円を2回ケガキます。
ケガいた線に沿って糸鋸で切り抜いていきます。
内側の円は、ドリルで小さい穴を開けて、その穴に糸鋸の刃を入れて切り抜きました。
糸鋸で切り抜いたら、ヤスリではみ出てしまった部分を綺麗にします。
焼きなまし
次に真鍮板をバーナーで炙って「焼きなまし」をします。
金属はこうして、ある一定の温度以上まで上げてあげるとやわらかくなって加工が容易になるという性質があります。
これを「焼きなまし」と言います。
ひたすら叩く
次は、焼きなましをしてやわらかくなった真鍮板をひたすら金床の上で叩きます。
叩くときは数種類の金槌を使い分けます。
金床の上で叩き続けると、平らな板が少しづつ変形していって、最終的にはお椀状にすることも出来ます。
一時間ほど叩き続けて、完成!
あとは、余計な汚れや、バリを取り除いたら、いよいよ組み立てです。
取り付けて完成
組み立てと言っても、天井の電源に取り付けて、電球にランプシェードをのせて終わりなので簡単です。
なかなかいいんじゃないでしょうか。
適当に作った割にはそれっぽいです。
では、点灯です。
接触不良などもなくちゃんと点きました。
電気が点くと全然雰囲気が変わりますね。
まとめ
無いのならば作ってしまおうと思い、作ってみましたが、わりと良い雰囲気の照明が出来たと思います。
照明が変わると同じものでも違う雰囲気に感じてしまいます。
天井から吊るすタイプの照明は最近では少なくなってきた印象がありますが、味があってなかなか良いですね。
今回作った照明は食卓を照らすためのものなので、今までより料理がおいしそうに見えることが期待できると思います。
今日の夕御飯は外食で済ましてしまったのでまだ試してないですが、夕ごはんをこの照明の下で食べるのが楽しみです。