日常生活をさらけ出すことでアート作品の魅力がアップする

球面の金属に写った自分
先日、『アートって頭がパッパラパーな感じじゃないとやれないよね【共感と驚き】』という記事を書きました。

そこでは『アート』制作に必要なのは『驚き』と『共感』であると書きました。
で、それはその通りなのですが、日常生活における「あるある!」っていう感覚こそ、アートの原点なのではないのかなあ・・・と思っているのですよね。

展覧会とかで作品を観る観客って、作品を作っている人とあまりにも住んでいる世界が違いすぎると、ついていけないのですよね。
だから、アーティストはそこそこの常識も必要だし、どんな人でも理解できる可能性のある作品だとかコンテンツを作る事が大事なのです。

そして、作品を作っている人の「人物像」だとか、普段どんな生活をしているのか、ということが見えたほうが作品っていうのはおもしろいものになると感じることがあります。
やっぱり、作品を作る「芸術家(アーティスト)」も、それを観る人も人間ですからね。
愛着を持てる人間の作品というものは、好意的に見てもらえることが多いのです。

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作品を作ることと、日常を放出する行為を同時に行っていく

このブログっていうのは、自分の作品を紹介したり制作の工程を載せたりするためのものではあるのですが、その他の事を書くことの方が圧倒的に多いです。
趣味のことやら、料理のことや旅行のこと、興味を持っていること、思ったことなど、僕自身の日常生活について積極的に書くように心がけています。

表面的に見える作品制作のことだけだと、どうしても薄い内容のブログになってしまうし、見ている方も妙に真剣な気持ちでブログを見なくてはならないかもしれないですからね。
僕が作品の写真だけを載せているホームページではなく、「ブログ」を書いているというのは、日常的な活動について気軽にウェブ上に残しやすいからというのが大きいのです。

まあ、それがブログという個人メディアの魅力に1つですよね。
雫

ブログにアートに関係ないことも書いちゃうことについて

一般的によくあるアーティストのブログって作品のことについて書くのが普通です。
「今日はこんな作品を作ったよ!」とか「ここを塗ったよ!」とか、そういうことを記事する人が多いですよね。

でも、僕はどちらかと言うと作品制作関連のことではなく、アートに関係ないことを書くことが多いのです。

それはなぜかというと、このブログを読んでいる読者の人に僕自身に対して興味と共感を持ってもらいたいからなのですよね。

やっぱり、「作品」というものはその作家の事をよく知っている方が見ていて楽しいものですから・・・
その人の事を知っているというだけで、ある程度の「共感」を得ることができるのです。

その人の事を直接知らなくても、ブログだとかSNSでその人の発信する情報をしょっちゅう目にすることで、その人を身近に感じることができるようになるかもしれません。
これ、疎かにされがちなところですが、ホントにすっごく大事な事だと思うのですよね。

そんなわけなので、僕はこのブログですっごくどうでもいいような事を書いたりすることの方が多いのです。
このブログを一生懸命更新していくというのは、僕にとっては大事なことなのです。
夜のハナニラ

まとめ

アートと言う存在は一般的な人の感覚にとっては、決して一般的なものではありません。
しかし、実際にはアートだとか芸術というあやふやな存在は、日常生活の中にこそ存在しているものなのです。

アートのおもしろさって「文脈」をなぞっていくことだったりするのです。
そのアーティストが普段どんなことを考えているのか?どんなことに興味を持っているのか?
作品を制作した人間の人物像を知ることで、作品鑑賞が2倍にも3倍にも楽しいものに変化していくのです。

だから、だいたい1年4ヶ月前にブログを始めて本当に良かったなあ〜と思うし、これからも作品制作のことも書くけど、どうでも良いかもしれない日常の事を中心にこのブログを書いていきたいと思っています。

アートって頭がパッパラパーな感じじゃないとやれないよね【共感と驚き】
先日、『Facebook』とか『Twitter』とか『Google+』などのSNSのプロフィール写真を上記のものに変更しました。 ...
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