近所のコンビニで「暴君ハバネロ・ハバ盛」なるものを見つけたので買ってみました。
調べてみると、5月12日よりコンビニ限定で販売されている東ハトの新商品のようです。
暴君ハバネロは、激辛なスナック菓子と言えば暴君ハバネロというくらい定番のスナック菓子です。
「暴君ハバネロ・ハバ盛」は「辛さ10倍激辛パウダー」という別袋がくっついていて、その危険な香りのする粉を入れてシャカシャカポテトのように良く振って混ぜてから食べます。
そしたら、鼻水が出ました。
「暴君ハバネロ・ハバ盛」を食べてみた感想
辛さ10倍パウダー
「暴君ハバネロ・ハバ盛」の袋にくっついている辛さ10倍パウダー、コンビニの店頭で見かけた時からひときわ目立っていて、すごい引力で引寄せされました。
非常に気になります。
「*辛さ10倍パウダーは辛味が強いため、目や鼻に入らないように取り扱いには十分にご注意ください。」という注意書きが書いてあります。
どうやら、なめてかかると大変なことになってしまうようです。
昔、初めて暴君ハバネロを食べた時は衝撃を受けたことを今でも覚えています。
当時はハバネロのように激辛なスナック菓子は少なかったですから、油断していました。
なんせ一人で一袋全部食べたら、お腹が痛くなってピーピーになりましたからね。
今では、辛さに強くなったのか普通の暴君ハバネロは辛さをほとんど感じないくらいですが、当時はその辛さが癖になって毎日のように暴君ハバネロを買っておやつとして食べていた時期もありました。
そんなわけで、辛さ10倍パウダー付きの「暴君ハバネロ・ハバ盛」なんてものを見つけたからには試さないわけにはいかないですよね。
暴君ハバネロ・ハバ盛の食べ方
袋の裏面に食べ方が書いてあります。
辛さ10倍パウダーを入れて、袋をしっかり閉じてよく振ってから食べるみたいです。
図の下部にも「*辛さ10倍パウダーの取り外しまたは開封時に中身が飛び散らないようにご注意ください。」という注意書きがあります。
よく見ると、さらにその下にも「*辛さ10倍パウダーは辛味が〜」という袋のおもて面の下部に書いてあったのと同じ文言が書いてありますね。
やたらと厳重です。
この時は特に気に留めませんでしたが、この厳重さの理由はこの後すぐに分かることになります。
辛さ10倍パウダーをシャカシャカしてみる
辛さ10倍パウダーを取り外してみると「ハバネロ大盛りじゃ!」と暴君の不吉な一言が書いてありました。
この時点ですでにある意味、怖いです。
取り外した、辛さ10倍パウダーを開けてみました。
思ったよりも赤くないですが、開けた瞬間周囲の空気が変わりました。
開封した瞬間、ムワッとむせ返るような臭気が鼻を直撃しました。
辛さ10倍パウダーの入っている小袋を開けた時に少しだけパウダーが舞ってしまったようで、ものすごく咳き込みました。
鼻がツーンとします。
食べる前から、これはやばい食べ物だと体が本能的に感じ取っているかのようです。
もう嫌な予感しかしません。
意を決して辛さ10倍パウダーを入れて、勢い良く振りました。
袋をシャカシャカするときは、万が一にも中身が飛び出ないように細心の注意を払いました。
暴君ハバネロ・ハバ盛を食す
よく振って混ぜたものを、別皿に出してみました。
袋を開けた瞬間またもや、むせて、くしゃみが出ました。
危険すぎです。
しっかりと、辛そうなパウダーがまぶされているのがわかります。
表面のギザギザは辛さ10倍パウダーがよく絡むようにデザインされているそうです。
早速ひとくち食べてみましたが、そこからが試練の始まりでした。
口に放り込んだその瞬間、咳が止まらなくなりました。
口に入れる瞬間、鼻で呼吸をすると鼻から微細でありながらも強烈な粉末を吸い込んでしまうみたいです。
舌で感じる辛さは思ったより強くはありませんが、とにかくむせます。
何粒食べても、毎回ゲホゲホしてしまいました。
それならばと、今度は呼吸をしないように気をつけて食べてみることにしました。
呼吸をしなければ、きっと問題なく食べられるはずです。
そしたら、くしゃみか咳かよくわからないものと同時に勢い良く鼻水が出ました。
僕は花粉症でして、今の時期はちょうどいつも鼻が詰まっています。
そんな状態で食べたのが駄目だったのです。
さらに呼吸を止めていたのが災いしたのか、意思とは関係なく強制的に口ではなく鼻から空気が吐き出されました。
何度、呼吸をとめて口に運んでみても結果は同じでした。
どうしてもむせてしまいます。
鼻水は計3回噴射しました。
どうやら、勢い良く噛み砕くと口内で粉が舞い散ってむせてしまうようです。
これは本当に予想外の現象でした。
思った以上に一筋縄ではいかない強敵です。
むせないように食べるには
そこで、どうしたらむせないで食べるかを真剣に考えながら食べてみることにしました。
なぜなら、鼻水がこれ以上プシャーッしたら困るからです。
で、考えた結果導き出された結論、それは舌の上で湿らせてから食べることです。
口の中にハバネロのリングを入れて、そのまましばらく唾液でジュワ〜ッとなるまで湿らせるのです。
この時に呼吸をしてはいけません。
十分にしっとりして粉が舞わないようになるまで息を止めたまま、舌の上で舐め続けます。
そうすると問題なく食べることができるようになりました。
この方法を発見するまでが本当に大変でした。
しかし、この方法のデメリットは「暴君ハバネロ・ハバ盛」の辛さを舌で全て受け止めなくてはならない点です。
僕は意外と、辛さ10倍パウダーをまぶしてもそこまで辛くないと思ったのですが、辛さに弱い人には難しい戦法かもしれません。
まとめ
暴君ハバネロシリーズは大好きでよく食べていた時期があり、個人的には思い出深いお菓子の一つです。
「暴君ハバネロ・ハバ盛」はその辛さよりも、舞い散る「辛さ10倍パウダー」をいかにして攻略するかが最大の難関でした。
食べてみて初めて、過剰なまでの注意書きの理由がよくわかりました。
いろいろ書きましたが、辛さ自体は控えめ(!?)でおいしく、そして楽しく食べることが出来たと思います。
自分で辛さ10倍パウダーを入れて袋をシャカシャカして食べるという、エンターテイメント性にも優れているスナック菓子だと感じました。
でも、まさか一番の強敵が「舞い散る粉」だとは食べる前には思いもしませんでした。
けっこう気に入ったので、また買って食べてみたいなと思うのですが、その時は鼻水出さないように気をつけたいと思います。
コメント
アタシも全く同じ感想です〜( ̄◇ ̄;)
辛くないけど口腔内で舞い散る粉が鼻と喉を直撃するーw( ̄◇ ̄;)
<明治さん
コメントありがとうございます。
やっぱり、皆そうなりますよね。
辛さ10倍というよりもくしゃみ10倍?。