スポーツ以外でも快適!DENON AH-W150のレビュー

AH-W150
ワイヤレスイヤホンは快適です。
わずらわしいケーブルが絡まる心配がないので自由に動き回れます。
集中しなくてはならない作業をするとき重宝しています。

DENONのAH-W150というワイヤレスイヤホンをいつも愛用しているので紹介したいと思います。
2ヶ月ほど前、僕の奥さんとお揃いで2つ買ってしまいました。
カラーは僕はブラックで、奥さんはイエローです。
他にブルーとピンクがあります。
AH-W150

スポンサーリンク
ad1

DENON AH-W150のレビュー

スポーツ用だけど他の作業にも使える

このイヤホンのコンセプトは「EXERCISE FREAK AH-W150」と言って、ランニング等のスポーツをする時のために設計されたワイヤレスヘッドセットです。
実は、僕はスポーツ用には使っていなくて、主に作品制作の時や料理をするときにこのイヤホンを使っています。
スピーカーで音を出せれば一番良いと思うのですが、環境的に大きな音が出せない場合もあります。
うちの場合は僕と奥さんで音楽とか動画の趣味が違うので、お互い別の作業をするときは、別の動画や音楽を視聴していることが多いです。
AH-W150はそんな、一人で集中したいときなどに重宝します。

ケーブルの煩わしさから開放される

僕は、イヤホンやヘッドホンは趣味でたくさん持っているのですが、使用中はケーブルが引っかかってしまうことが気になる場合が多いです。
特に、料理を作る時なんかは、具材を煮たり切ったりその間に炒めたりと余裕がありません。
そんな時に、ケーブルがないワイヤレスイヤホンは本当に便利です。
普通のイヤホンやヘッドホンをワイヤレスにできるaudio-technicaのATPHA05BTという、ワイヤレスレシーバーを使っていたのですが、これでは完全なるワイヤレスにはなりません。
audio-technica ヘッドホンアンプ内蔵 ワイヤレス(Bluetooth)ステレオレシーバー AT-PHA05BT

AH-W150を使うようになってから、ケーブルを気にしなくて良くなり、まるで開放されたような気分です。

水や汗に強い

スポーツ用と言うだけあって汗や突然の雨でも大丈夫なように防水だというのも大きなメリットです。
料理をしているときは大抵手が濡れています。
ちょっとずれてしまったのを直したり、曲を次に送りたいときは濡れている手を気にせず直すことができるというのは嬉しい点です。
また、作品制作でも手が濡れている場合や汚れている場合があります。
僕の場合は粘土を使ったり、ものを削ってその削りカスが大量に出てしまい、それが原因で汚れてしまうことがあります。
保護等級4の防滴性能ということで丸洗いは出来ないですが、濡れたふきんなどでよごれを綺麗にできます。
AH-W150

連続使用時間は約7時間

駆動時間の長さはAH-W150を選んだ理由の一つです。
連続使用時間がこれだけ長いワイヤレスイヤホンは少ないんですよね。
ランニングならば長くても1時間とかで終わるかと思いますが、作品制作などの長時間の作業をするときはそうはいきません。
今のところ、途中で電池切れしたことはないですね。
きっちり7時間かそれ以上持つようです。

装着がちょっと難しい

AH-W150はこの独特な形状を見てわかるように、ちょっと装着方法が特殊な耳掛け式のイヤホンです。
装着は慣れるしかないと思います。
SHUREの製品の雰囲気に近いように見えますが、装着の手順は少し気を使いながら行う必要があります。
まず、耳に掛けるのではなく、置くように当て、耳をぐいっと引っ張り出すようにして装着します。
そうすると簡単に装着できます。
これは、もう慣れるしかないですね。
AH-W150
また、イヤーピースの選定も苦労しました。
合わないイヤーピースだとすぐに外れてしまうのです。
付属のイヤーピースと手持ちのイヤーピースをいろいろ付け替えて試してみましたが、結局たまたま持っていたファイナルオーディオのMサイズのイヤーピースに落ち着きました。
必ず、自分の耳に合うものを選ぶ必要があると思います。

装着に関しての問題がAH-W150の最大の弱点ですね。
まあ、愛をもって練習すれば大丈夫です(笑)
慣れてしまえば、装着も素早くできるし、激しい動きをしてもずれることはありません。
ただし、しっかり装着できてもカナル型イヤホンとしては遮音性はそこまで高くないです。
屋外で運動することも考えての配慮なのだと思います。
詳しい装着、調整方法はDENONの公式ホームページに特設サイトがあって、動画付きで解説されていますので見てみると良いと思います。

Bluetooth接続はデリケートなもの

インターネットでAH-W150のレビューを見ていると、接続が途切れて使い物にならないというユーザーの方もいるみたいですね。
主にiPadで使用していますが、僕の環境では接続が不安定ということはほとんどないですね。
この前、使用中の電子レンジに近づいたときちょっとだけ途切れたくらいです。
あと、当然ですが隣の部屋とかに移動するとさすがに接続が切れます。
無線での機器同士の接続というのは本当にデリケートなものです。
そこら中にいろんな電波が飛んでいて、何がBluetoothと干渉するかわかったものではありません。
なので、もしBluetooth機器の接続が出来ない時はいろんな角度から原因を探る必要があると思います。
原因がその製品になくても、その製品のせいにされてしまう場合もあって、とても難しい問題ですね。
AH-W150

音質はかなり良い

最後に音質について書きたいと思います。
結論から書くと音質は「かなり良い」です。
さすがにちゃんとしたヘッドホンアンプを使って高級なイヤホンを鳴らした時ほどのパフォーマンスはありません。
しかし、ワイヤレスイヤホンとは思えないくらいしっかりした音を鳴らします。
AH-W150で最も特徴的なのは非常に厚みのある低音です。
ただ量が多いだけでなく実体感のある質の良い重低音もしっかり出ている印象です。
屋外やスポーツジムなどの騒音が多い場所での使用が想定されているからこその音作りなのだと思います。
低音の量感に対して中高音は強くありません。
しかし、だからといって女性ボーカルなども低音にスポイルされることなくしっかり描き分けてくれます。
これは、AH-W150の定位感が悪くないおかげだと思います。
そのおかげで、量の多い低域部分に浮き上がるように中域、高域部分の音が見えてくるのです。
ワイヤレスイヤホンでこれだけの空間表現を感じられるということはけっこうすごいのではないかと思います。
故に、曲のジャンルも選ばないでオールジャンルで楽しめると思います。
強いて言えば、その強い低音を活かしたダンスミュージックやロック等の曲を聞きながらランニングすればノリノリで走ることができるのではないでしょうか。
もちろん、他の有線のハイエンドなイヤホンの音質には遠く及びません。
でも、「ワイヤレスである」と言うことと、用途を考えれば必要十分な音質なのだと思います。

まとめ

装着の部分で難点はありますが、最終的には買ってよかったと思っています。
僕は、じっくり音楽鑑賞をするときは音質的に有利である、有線のイヤホン、ヘッドホンを使います。
しかし、動きまわったり、作業するときはAH-W150の方が便利に使えます。
何年か前まではワイヤレスイヤホンと言うと「音質が悪い」というイメージでしたがこの製品は音質も悪くないですね。
技術の進歩は本当にすごいって思います。
この快適さに慣れてしまうともう戻れないですね。

スポンサーリンク
ad1
ad1

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です